中央大学高進学【保護者】2025受験体験記(N・Fさん)
SAPIXでの3年間と高校受験を振り返って
中央大学高 進学
併願合格校:淑徳高校
N・Fさん
●お子さまの名前 Kさん 成増校 練馬区・開進第一中学校
中学1年の秋からSAPIXに通い始めました。
最初は特に明確な目標があったわけではなく、成績を上げてYクラスに入りたいという思いでのスタートでした。しばらくの間、YクラスとXクラスを行ったり来たりしながら、クラス分けテストのたびに成績が安定することを願っていました。
中学3年になると、塾の先生との三者面談や高校の説明会に参加し、子どもは都立の人気校を志望するようになりました。内申点を意識して学習に取り組みましたが、思うように伸びず、都立の難関校を受験するには不利な状況に。
そこで、SS特訓を受ける前に塾の先生から早慶クラスを勧められました。5科目よりも3科目の方が得意だったため、私立高校も視野に入れて準備を進めることにしました。
しかし、11月のサピックス志望校判定テストでは思うような結果が出ず、プレッシャーから一時的に調子を崩すことに。1〜2週間ほど自信を失い、親としてもとても心配でしたが、見守ることしかできませんでした。
12月に入ると、少しずつ気持ちを立て直し、塾の放課後や自習時間を利用して過去問演習や先生への質問を重ね、苦手な数学の克服に努めました。ケアレスミスを減らし、図形問題のパターンを徹底的に押さえたことで、数学の成績も向上。
英語では英検Ⓡ2級に合格し、大きな自信につながりました。
国語の先生はとても厳しく、時には徹夜で課題をこなすこともありましたが、そのおかげで古文が好きになり、徐々に安定した成績を出せるようになりました。息抜きとして、英語のロックをよく聴いていましたが、正直うるさいと感じることもありました(笑)。
最終的に都立の難関校には合格できませんでしたが、第一志望の私立高校に無事合格。通学のしやすさ・共学・軽音部という希望がすべて叶い、これから始まる高校生活を楽しみにしています。
SAPIXの先生方には、本当にお世話になりました。温かいご指導のおかげで、ここまで頑張ることができました。
そして、すべての受験が終わった日、息子が「SAPIXは楽しかった」と言ったことが、何よりも嬉しかったです。
高校は人生の通過点のひとつです。受験勉強は大変に感じるかもしれませんが、振り返れば成長を実感できる時間だったと気づくはずです。努力は無駄になりません。思うようにいかないこともありますが、諦めずに頑張ってください。
先生の指導を信じ、自分の力を信じて、一歩ずつ進めば、必ず結果はついてきます。受験を乗り越えた先には新しい世界が待っています。全力で挑戦してください!