早大学院進学【保護者】2025受験体験記(T・Aさん)
受験は孤独な戦いではない
早大学院 進学
併願合格校:栄東高、巣鴨高、桐蔭学園高、立教新座高
T・Aさん
●お子さまの名前 Lさん 成城校 世田谷区・船橋希望中学校
受験は高校受験からでいいと決めていましたが、小学校5年時に主人がたまたまサピックスの事をネットで知り、少人数制で子供に対して個別に指導をし、子供の自主性を引き出してくれる指導をしていると知りました。とても良さそうだということで、試しに入塾してみようかなと軽い気持ちで「高校受験コース」に5年生から入ることにしました。
5~6年の間は宿題へのプレッシャーもありなかなか大変でしたが、中学に入り徐々に慣れていきました。中学受験こそしていませんが、そのお陰でごく自然に塾が生活の一部となりました。
中学2年の夏休みに、希望校を決めて学校見学をするという課題がありましたが、その時点で全く希望校が思い浮かばずにいました。
本人に将来何をしたいかと尋ねると、海外で仕事がしたいと子供らしく語っていました。仕事の内容が何であれ、海外で仕事をするにはまず英語が出来ないとだめだね、という話をした覚えがあります。また、その手段として留学ということもあり得るのかな、と単純に考えていました。
海外で仕事→留学→大学→目標高校と逆算して考えてみると、今無理に現時点での子供のレベルに合った目標高校を設定しなくてもいいのではないかと思いました。とにかく子供の可能性を信じて、出来るだけ上を目指してみる事にしようと。
そこで、子供と相談した結果、都立は戸山高校、私立は早稲田大学高等学院を見学してみようということになりました。
その時点でこのレベルを目標にすることはちょっと勇気の要ることだなとは思いましたが、出来る限り上を目指させてみようと決めましたので、見るのは自由!という思いで見学に行きました。
学校での説明会や塾での三者面談でも、学校を見て自分がそこに通っていることを夢見て気持ちを上げていくことはとても大事だと言われていたので、その後学校で行われた説明会や学園祭、塾が主催する説明会にも参加し、そのお陰で本人の受かりたいというモチベーションが一気に上がったような気がします。
特に良かったのが、学園祭に行った際見学した公開授業が実に魅了的だったことです。受験のない風土の中でこそやれるであろうユニークで哲学的な授業を、自分も実際受けてみたいと思ったはずです。そのようにして、この場所でこうありたいと強く願うことが、一番受験を成功させる秘訣なんだと思います。
また、本人の性格や素質をとても良く見抜いて、子供に合った勉強方法や受験日の日程まで一緒に組み立ててくださったサピックスの先生方の存在が、とても大きかったと思います。
後に続くサピックスの塾生たちも、是非サピックスの先生方を頼って自分の進む道に向けて突き進んでください。