慶應義塾高進学【保護者】2025受験体験記(S・Aさん)
SAPIXでの帰国生受験
慶應義塾高 進学
併願合格校:市川高、青稜高、中大杉並高
S・Aさん
●お子さまの名前 Sさん 成城校 Elwood College
小学校5年を修了したタイミングで海外駐在に帯同しました。最終的に現地校に約4年通いましたが、帰国のタイミングを高校受験であると考えていた為、英語習得をしながら、日本の受験勉強をどのように続けていくのがよいのか常に模索していました。
そんな中、中学1年(新中学2年)3月から、SAPIXのオンライン校が始まるとの情報を得て、これしかない!と面談、入塾テストを受けさせていただきました。
双方向授業で、手元カメラを使いながらレベルの高い授業を他の生徒と共に勉強できる環境は本当にありがたく、息子の漠然としていた高校受験への意識が変わっていくのを感じました。
現地の友人は自由に遊ぶ中、英語の検定試験(英検ⓇやIELTS)の勉強をしながら、SAPIXでは中学3年になると授業日も増え、SS特訓も日曜日に始まり勉強に向けるモチベーションを保つのも難しそうでしたが、次のテストでの結果を志望校合格へ近づけて行きたい思いから、こちらも励ましながらなんとか頑張っていました。
成績は数学に苦手意識があり、英語と国語の成績で3教科の点数を引っ張っている状態が続きました。
都度、オンライン校の先生方が相談に乗ってくださり、最善の策を一緒に考えてくださいました。周りに情報がない海外での受験勉強を続けていくのに大変心強かったです。面談では併願校も何校も提案してくださり、貴重なご意見も伺い親子ともに励まされました。
12月中旬のタイミングで一時帰国の形で2ヶ月弱冬期講習から対面校舎にお世話になることができました。初めての対面校舎で、緊張感がある中ついていくのに必死で、毎日ヘトヘトになって帰宅していました。が、同時にいよいよ間近になってきた受験にいよいよ本気で挑んでいる様子が見ていて頼もしくもありました。
自習する時はSAPIXを上手に利用してくださいと先生方からアドバイスいただき、時間があれば通いながら周りに揉まれながら目標に向かい努力しました。私としては万全の体調で試験日を迎えられるようにだけ集中し、家族で見守りました。
年内に受験した学校での不合格が続き、かなり辛い状況でしたが年明けに1校合格をいただいてからは、自信もつき本命校までにどんどん力をつけていったように思います。
この受験を振り返り、帰国生としての受験は滞在国や、年数、現地校、日本人学校、さまざまなパターンがあり、一概に偏差値だけで測るのが難しいと感じました。目標を定め計画的に進めることが合格につながる道なのだと改めて感じます。
この結果はSAPIXなしにはあり得ませんでした。おかげさまで悔いのない受験ができ心から感謝しております。ありがとうございました。