中大杉並高進学【保護者】2025受験体験記(N・Mさん)

3年間のSAPIX通塾を通じての成長

中大杉並高 進学

N・Mさん
●お子さまの名前 Kさん
 成城校

市立中学に通う長女は、3年前の中学入学と同時にSAPIXに入塾しました。

入塾のきっかけは、小学校時代から通っていた学習塾(英語)で学ぶことの楽しさを実感していたこともありますが、同じ中学に通う友人の兄がSAPIXで優秀な成績を収め、難関校に合格した姿を目の当たりにしたことも大きかったようです。目指す高校は違えど、「自分も同じように努力して結果を出したい」という憧れが、彼女の背中を押したのだと思います。

中学生活では初めての部活動、電車を乗り継いでの通塾、そして大好きなK-POPアイドルの推し活と、多くのことを両立させながら3年間を駆け抜けました。

特に、受験を控えた中学3年生の正月には、例年訪れていた祖父母宅にも行かず、お正月気分を味わうことなく、黙々と勉強に打ち込む姿には、親としてただただ頭が下がる思いでした。

SAPIXの緊張感ある授業や、他校舎での特別講習など、常に刺激を受けることができる環境は、彼女にとても合っていたのだと思います。

現在の高校受験の学習レベルは、私が私立高校を受験した30年前とは比べものにならないほど高く、これほどの内容をこの小さな頭で消化していく姿には、ただただ感心するばかりでした

。塾が終わって帰宅した後も、学校の宿題やテスト勉強、塾の復習をこなし、合間にK-POPのYouTube鑑賞でリフレッシュしながら、家族の誰よりも夜遅くまで努力を続けていました。

そんな娘の姿を見て、私自身も仕事に対する姿勢を見直し、日々の業務や新たなプロジェクトへの挑戦において、彼女から大きな勇気をもらいました。特別に言葉にすることはありませんでしたが、おそらく妻も同じ気持ちだったのではないかと思います。

SAPIXでの3年間は、単なる高校受験のためだけでなく、家族が同じ目標に向かい、喜びや苦しみを分かち合うことで、家族の絆を一層強めてくれたと感じています。

第一志望の高校には残念ながらご縁がありませんでしたが、30年前の私では到底入学できなかった素晴らしい高校に合格し、明るい未来に向かって自由に羽ばたいていく娘には、私が経験できなかったことをたくさん吸収し、豊かな人生を歩んでほしいと心から願っています。