開成高進学【保護者】2025受験体験記(R•Fさん)

SAPIXと出逢えて

開成高 進学
併願合格校:慶應志木高、栄東高、渋谷幕張高

R・Fさん
●お子さまの名前 Rさん
 南浦和校 国立・埼玉大学教育学部附属中学校

2018年、息子が小学3年生の時、開成中・高の学園祭へ行きました。何気なく交わした開成の生徒さんとの会話の中で、「塾はサピックスへ通っていた」というお話がありました。学童保育をそろそろ卒業し、放課後は大人の目が行き届いた環境で過ごさせたいという思いから、塾探しもしていたため、とても興味深い情報でした。

小学4年生でサピックス小学部へ入塾し、中学受験を経験することで、ますます高校受験へのモチベーションが上がった息子の様子をみて、迷わず中学部もサピックスでお世話になることを決めました。

入塾して間もなく「数学は抜群のセンスを持っています」と先生に褒められたことで、本人の数学への興味が一気に増していきました。

隙間時間を見つけては、学校の宿題そっちのけで、YouTubeの数学動画を倍速で解いたり、大学受験の問題を解いたり、サピックスの先生に勧められた「高校への数学」の問題の解答を応募したりする姿をみて、親としてはとても嬉しかったです。

とことん得意分野を追求し伸ばす環境と出逢えたことに感謝です。何より、息子の得意分野を見つけてくださったサピックスの先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

私は普段仕事に追われ、息子の学校や塾での様子にアンテナを張ることができなかったのですが、お陰さまで安心してお任せすることができました。

中学3年生になってから、いよいよ本格的に受験への準備が始まりました。まずは受験する可能性のある全ての学校へアクセス確認のために下見へ行ったり、学校説明会へ参加したり、学校の担任との度重なる面談を繰り返したり、慣れない志願書申し込み、合格手続き等々、「何か間違いがあってはならない」、と休日も気が休まらないほど緊張感をもってスケジュールをこなす日々でした。

今振り返ってみますと、一つ受験を終える度大人への階段を上るかのように、息子の表情は引き締まっていきました。結果に一喜一憂し、反省しては次へ生かす、この繰り返しでした。今は大学受験へ気持ちをシフトチェンジし、学びへの意欲を高めています。

高校生活は、得意分野をさらに伸ばし、苦手なことへも挑戦しつつ、青春を謳歌してもらいたいと切に願っています。そして、「大学生になったら、サピックスで受験に携わるお子さまへのサポートをしたい」と密かな夢も抱いているようです。

また、先日サピックスでのテキストを整理しながら「いつか自分の子どもにこのテキスト見せるんだぁ」とも呟いていました。今後どのような形で再びサピックスとご縁があるか分かりませんが、息子の選ぶ道を見守っていきたいと思っております。

改めまして…お世話になりましたサピックスの先生方、3年間誠にありがとうございました。