都立日比谷高進学【生徒】2025受験体験記(M・Yさん)

傾向に慣れることの大切さ

都立日比谷高 進学
併願合格校:栄東高、広尾学園高

M・Yさん 渋谷校 私立・聖心女子学院中等科

私は私立の小中高一貫校に通い、中2の冬期講習からSAPIXにお世話になりました。

中2の冬期講習終わりから中3の5月までは既存の知識と中高一貫校の速い進度の授業のおかげで、そこまで勉強せずともSOで偏差値60近い成績を出すことができました。

しかし夏に少し気を抜いてしまい、10月の模試では第一志望校の合格可能性が30%以下でショックを受けたもののすぐにやる気を出すことができませんでした。普段と変わらぬ姿に、先生が心配するほどでした。

やっと尻に火がついた契機は12月に始めた過去問演習です。都立は毎年高校によって傾向があまり変わらず、週末の時間を使って5教科の過去問を実際の試験と同じ時間割りで解くことをずっと続けました。

2月になり、学校の登校日を減らし始めてからは午前中を過去問演習に、午後はSAPIXで自習して解き直しと記述の添削、ということを繰り返していました。

日比谷、西、戸山、広尾学園、学芸大附属等、受験直前は8割の時間を過去問演習に費やしていたと言っても過言では無く、続けるうち、合格者最低点に50点も届かなかったところから、最終的に合格者平均点を20点越す実力までつけることができました。結果が自信に、自信がやる気に繋がり、受験本番は特に緊張せずに挑むことができました。

1年と少しという短い間でしたが、サポートに徹して下さった先生方、過去問の大量のコピーと製本、送迎をしてくれた両親、そして毎回SAPIXで自習するときに座っていた隅の椅子と机に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!