筑駒高進学【生徒】2024受験体験記(I・Mさん)

失敗はあるけど不正解はない

筑駒高 進学
併願合格校:市川高、慶應志木高、栄東高、渋谷幕張高、広尾学園高

I・Mさん(杉並区・東原中学校)

初めに、私の言いたいことを言っておきます。失敗はするかもしれないけどそれは決して不正解ではない。私はその意識を、受験直前期に入ってようやく実感しました。みなさんは、もっと早めにこの意識を持っておくといいと思います。それでは、ここから私の受験エピソードを語ります。

私は2年生でサピックスに入塾しました。最初はほとんどZクラスをはずれることなく、順調に勉強しました。3年生に入っても、Zクラスをキープし続けていましたが、それまでのようにはいかなくなり、勉強への苦しさを人生で初めて味わいました。特に英語は2年生では偏差値65をとれていたのに、3年生に入ると偏差値55ぐらいまで、落ちてしまいました。しかし、数学が伸びており、全体の偏差値は落ちず、割と楽観的でした。後期に入って私は英語の長文を強化しようと思いました。しかし、根気のない私はすぐ諦め、好きな数学に逃げました。こんな状態だったので、後期のテストはひどいものばかりでした。特に、筑駒プレは偏差値40、合格可能性20%。さすがに焦った私は12月に猛勉強します。このおかげか、開成プレはなんとか60%を取ることができました。このあとの時期は過去問をやっていました。割とスラスラ解けたので、この調子なら合格できるという自信がつけられる材料となりました。そして、私は開成高校は不合格でしたが、その他の受験した高校は全て合格をいただきました。

なにか一つ自信を持てるものを作ること、そして最初に言った意識を持つことが、合格への秘決だと私は思います。