筑駒高進学【保護者】2024受験体験記(Y・Sさん)
自主性にまかせて
筑駒高進学
併願合格校:開成高、慶應志木高、栄東高、渋谷幕張高
Y・Sさん
●お子さまの名前 Kさん(国立・埼玉大学教育学部附属中学校)
受験に対して積極的に関与せず、最後まで子どもが主体で進めていきました。
塾へ行きたいと言い出したのも、本人が学校の勉強だけでは物足りないと感じたためでしたし、サピックスへ通うことを決めたのも、本人が授業を対話しながら深めていく様子を気に入ったためです。
マイペースなところがありますが、決めたことはきちんとやらないと気が済まないので、授業の内容を自分なりに復習していました。おそらく中学1年の間は飛び抜けてできていたようには思いません。
中学2年になってから、本人がコツコツと積み重ねてきたことが結果になってきました。それでも国語の記述では得点が取れず、悩んでいたこともあります。面談で先生に相談すると、授業の間や空いた時にうまく声をかけていただき、本人なりに課題をこなしながら記述力を上げていったようです。
3年でも1学期が終わる頃までは、第一志望を開成高校にしていましたが、先生から筑駒の学区が見直され、受験することができるようになったと聞くと、「ぜひチャレンジしたい」と、第一志望の変更に踏み切りました。
中2までは特別な取り組みをしなくても宿題をやるだけで成績が上がっていたので、テストなどは漫然と受けていましたが、先生からはテストの結果を見て、本人にまだ余裕があることを見抜いた上でもっと解答の精度を上げることを意識するよう指導していただきました。
それをきっかけにそれまでもコツコツと勉強していましたが、しつこいまでに基礎を見直し、ヌケモレを防ぐように意識するようになったようです。
受験校を決め、過去問に取り組みながら受験へと邁進していましたが、遅くまで根を詰めて勉強していたこともあり、1月の栄東の特待試験直前に体調を崩したまま受験に臨むことになってしまいました。その後、体調が戻るまでに時間がかかりましたが、先生からの励ましや的確なアドバイスがあったおかげで、体調を戻し受験することができました。
本人の行きたいという気持ちが努力に繋がり結果に結びついたと思います。こんな子どもを支えてくださった校舎の先生方に心から感謝したいと思います。