早大学院進学【保護者】2024受験体験記(K・Kさん)
最後まであきらめず掴んだ合格
早大学院進学
併願合格校:青山学院高、栄東高、専修大松戸高
K・Kさん
●お子さまの名前 Kさん
息子は小学生時代には中学受験を考えておらず、小学6年生の冬期講習を受けて入塾することになりました。最初は学習の習慣づけを目的に1週間の勉強スケジュールを立て、こなせているかを確認しながら取り組んでいました。早慶等の大学付属校を目標に定め学校を見学するなどしながら進学先としてのイメージを具体的に描き、モチベーションを高めるようにしました
息子は、英語の勉強は中学に入ってから始めましたが、3科目の中で英語の勉強が一番好きでした。一方で、数学は単元によって得意・不得意のばらつきがあり、苦手意識を持っていましたので、単元によっては基礎的な問題に立ち返りながら取り組んでいました。国語についても問題によって出来が安定せず、基礎的な語彙力の強化や漢字等の知識問題の学習に注力していました。
中学3年生の夏休み以降は部活を引退し、受験勉強に集中する生活となりました。毎日課題をこなすだけで精一杯の様子でしたが、彼の頑張りや成果を積極的に褒めたり、息抜きを促したりすることなど親としてのフォローを心がけてきました。秋からは模試の結果も気になる時期でしたが、結果に一喜一憂することなく、間違えた問題を復習したり、間違えた理由を分析するなど結果を前向きに活かすように心がけてきました。受験校は本人と相談し、本人の意思を尊重して決めました。本人の目標としていた早慶の付属校はチャレンジではありましたが、合格の可能性を信じて受験することにしました。本人も過去問をたくさん解き、各学校の出題傾向を理解して臨んでいました。受験の直前期は、本人の体調を崩さないように気を配るなど、当日万全の力を発揮できるようフォローしてきました。いざ入試が始まるとあっという間に時間が過ぎていきました。途中で、合格可能性が高かった立教新座が不合格となり、両親としては一時動揺しましたが、サピックスの先生の手厚いフォローとサポートのおかげで本人はひどく落ち込むこともなく残りの入試をこなしていたようでした。これは、本人の努力が自信へとつながっていたことによると思いますが、最後まで精いっぱいやりきる姿勢が功を奏したと思います。
早慶の3校と青山学院の入試が終わるまで、これらの学校の受験結果の発表がないスケジュールだったのも運が良かったのかもしれません。翌日には無事に青山学院から合格を頂き一安心しました。その後、早大学院の出来が良かったからと、望みを捨てることなく合格発表を待ち、2月15日に自分の目で合格を確認しました。これまで見たことがなかったほど大喜びする息子の姿を見て、3年間の本人の努力が報われ、本当に良かったと親として感じました。
これからも彼の夢を支え、彼が自らの可能性を広げていけるよう共に歩んでいきたいと思います。ご指導いただきましたサピックス中学部の先生方、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。