【東京校室長インタビュー】移転リニューアルでますます通いやすく
学びの習慣化をきめ細かくサポート。生徒の高い志をぜひ、かなえたい
人形町から浜町へ――
2023年3月1日、SAPIX中学部 東京校は長く親しまれてきた日本橋人形町から日本橋浜町へと移転し、リニューアルオープンしました。
そこで、室長の新井将大に、新たな地での校舎の運営方針をはじめ、今後の抱負について聞きました。
SAPIX中学部 東京校室長 新井将大
より落ち着いた環境で。交通はさらに至便に
リニューアルオープンした東京校。東日本橋駅や馬喰横山駅、浜町駅、人形町駅などから徒歩圏内の好立地です
これまで東京校があった日本橋人形町といえば、よく“下町情緒あふれる”と冠される、観光客に人気の街。一方で落ち着いた雰囲気もあるため、勉強に打ち込みやすい環境といえました。移転先の日本橋浜町は近接したエリアの街ですが、より静かな立地で、「これまで以上に勉強に集中できるはずです。また、歓楽街が隣接していないので、安心して通学できます」と話します。
アクセスもさらに良くなりました。これまでの最寄り駅だった日比谷線・人形町駅から徒歩7分と十分に徒歩圏内であることに加え、都営浅草線・東日本橋駅、都営新宿線・馬喰横山駅と浜町駅からなら徒歩5〜6分、さらにJR馬喰町駅からも徒歩10分と、交通は至便なのです。
「日比谷線で通学している生徒もそのまま利用できるほか、都営新宿線・浅草線の沿線からも通いやすくなります。また、JR馬喰町駅を使えば、錦糸町など総武線方面も通学圏内です。これまで以上に広い地域から生徒が集まることで、さらに切磋琢磨できる環境になるものと期待しています」
SAPIXの王道を。信頼関係づくりに心を砕く
SAPIX中学部の教育の本質は、難関高校への進学を目指す小5・6生と中1〜3生の深い思考力と豊かな表現力を育むことです。志望校の合格は、その教育の結果です。新井は東京校の指導方針について、室長の立場から「これまでと一切変わらず、SAPIXの王道を行きます」と言います。
「とにかく徹底的に自ら考え、考えたことを十二分に表現できる力を身に付けてもらいたいですね。そのためにも、まずは机に向かうことを習慣付け、進んで勉強するように指導していきます。学年が上がるにつれ、生徒がそんな姿勢になれるようきめ細かくバックアップしていくのが私たちの使命です。時には必要に応じて厳しく接することもありますが、最終的には志望校も自分で決められるようになってほしいと願っています」
もちろん、最初から理想的な姿勢の受験生はいません。そこで、小学生や、中学生の低学年の生徒には厳しさよりも楽しさを優先しているとのこと。「小学生のうちは特に、SAPIXに通うことが当たり前になるようにすることが先決です。そして、中2、中3と成長するに従って、志望校合格を実現するために厳しさも加えていくのです」
その基盤づくりとして、生徒と信頼関係を築くことに心を砕いているそうです。例えば、課題をやってこなかった生徒を頭ごなしに叱るようなことは一切しません。まずは課題をやらなかった事情を聞きます。その上で、「こうすれば良かった」とアドバイスし、次からはきちんとできるようにしていくのです。
新井によると、東京校の良さは「風通しがいいこと」。小学生や中1生など、塾に慣れていない生徒には雑談も含め、校舎の全員が積極的に話し掛けるようにしています。
「東京校にはさまざまなタイプの講師がいます。そのため、自分と相性の良い講師が必ず見つかります。そんな講師であれば、勉強以外の、例えば部活のことなども含めて何でも相談できるでしょう。生徒がそうなることが私たちの理想です」
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受付の様子。明るく落ち着いた雰囲気で、生徒や来校された方をお出迎えします
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SAPIXの少人数制双方向授業に最適なつくりの教室
保護者の方と生徒の要望に応えられる校舎に
新たな場所で新たなスタートを切った東京校。新井は今後、東京校を保護者の方、生徒それぞれの要望により一層応えられるような校舎にしたいと考えています。「高い志を持って通う生徒の志はぜひ、かなえたい。生徒と地道に向き合い、全力を尽くしていきます」
最後に、生徒と保護者の方にメッセージを送りました。
「まず生徒に向けてですが、私たちは夢がある人を最後まで応援します。最初は不安かもしれません。しかし、学ぶことに興味があれば、必ず楽しくなっていきます。気軽に校舎を訪ねてくださいね」
次に、保護者の方には「実は、東京校はSAPIX中学部発祥の校舎で、長い歴史が凝縮されているといえます」と前置きし、こう述べました。
「今後もこれまで培ってきた理念を体現できる校舎であり続けたい。深い思考力と豊かな表現力を育むというSAPIX中学部の理念にご共感いただけましたら、ぜひ、お子さまを私たちにお任せください」