お茶の水女子大附高進学【保護者】2024受験体験記(H・Oさん)

目標を掲げることの大切さ

お茶の水女子大附高進学
併願合格校:中大杉並高

H・Oさん
●お子さまの名前 Yさん

娘がSAPIXに入塾したのは小学5年生の3月でした。それまで娘は英語教室やスポーツ系の習い事はしていましたが塾に通った経験がなかったため、中学生活と通塾を同時にスタートさせるのは娘の性格から考えてキャパオーバーになってしまうのではないかという懸念があり先に通塾に慣れさせようという考えからでした。

元々、明確な目標がなかったため娘の成績はずっと横ばいでした。学校での成績はそれなりにとれていたのに胡座をかいていたのでしょう。塾では分からないのが当たり前という気持ちもあったと思います。

娘の意識が変わったのは3年生の三者面談でした。志望する高校を先生に伝えると「チャレンジとしてお茶の水を受けてみるのはどうかな?」と提案して頂きました。娘はその時は曖昧な返事をしていましたが帰り道に「私でもお茶の水行けるのかなぁ?」「それは今日からの頑張り次第なんじゃない?」という会話をしました。

それから、確実に勉強に対する姿勢が変わったように思えます。夏休みに頑張りすぎて9月に息切れしてしまった時もありましたが10月以降の模試やオープンの成績は確実に伸びていました。

頑張れば結果に現れることを実感するということは本人のモチベーションをあげるのにとても大切なことのようです。それからも、イライラしたり急に読書を始めたり紆余曲折を経ながら見事、半年前には想像もつかなかった結果を手にすることができました。

私自身は見守ることと衣食住を整える事くらいしかできませんでした。SAPIXの先生方の指導とサポートが娘の背中を押してくれたおかげだと思います。

娘は今、中学生活を後悔しています。もっと早く頑張っていれば、もっと真面目にやっていれば良かったと言っています。そして高校ではしっかりと先を見据えて頑張るそうです(今だけかもしれませんが)。もちろん高校合格は大変嬉しい事でしたが私は娘の意識が変わった事、向上心が高まった事がなにより嬉しく感じました。

そのように成長させてくれたSAPIXの先生方には大変感謝をしております。4年間ありがとうございました。