慶應志木高進学【保護者】2024受験体験記(H・Mさん)
幸運に恵まれた初志貫徹
慶應志木高進学
併願合格校:栄東高、専修大松戸高、立教新座高、早大本庄学院
H・Mさん
●お子さまの名前 K・Mさん(吉川市・東中学校)
兄が受験勉強をしている姿を見て、進路を考えるようになった中一の秋、息子が「慶應義塾志木高校って行けるのかな?」と言ったことがきっかけで、塾探しが始まりました。SAPIXは、入室前に飛び込みでお話を伺いにいったところ大変丁寧に対応していただき、子どもへの接し方を想像することができました。また、カリキュラムが公開されていて受験までの道のりが明確であり、実績からも授業についていければ志望校に合格できると親子ともに納得し、SAPIXの門をたたきました。
こうして中2の春、目標とやるべきことが明確になりました。しかし、顧問の先生と相談して部活動を早退するなど、学校、部活、SAPIXの生活は体力的・精神的に相当な負担だったと思います。勉強もテキストは難しく、特に数学については、授業では周囲のレベルについていけず、家ではなかなか解けない問題に向き合う日々が続き、基礎クラスと応用クラスを行ったり来たりしていました。
中3になると「別の塾になった」ように勉強の質・量ともに受験モードへ突入。6月は学校総合体育大会や修学旅行等の学校行事が重なり、最も多忙な時期でした。1学期が終わる頃に「俺は覚悟を決めた。」と宣言し、夏休みに入ると午前中は自宅学習、午後からはSAPIXで夜まで苦手科目を中心に取り組み、徐々に成績が安定しました。9月になるとSS特訓も始まり、平日は22時半に帰宅してから食事、入浴を済ませ、深夜まで勉強する日が続いていました。そんな中でも、11月までは、友達とオンラインゲームをしていましたが、息子から「時間制限をしておいて」と言われており、適度な息ぬきになっていたようです。
受験本番は、最初に極度の緊張、交通機関の遅れ、時間配分ミス、失敗を引きずるなど、一通りのトラブルを経験して落ち込んでいましたが、最後には「合格のためには1分・1秒・1点にこだわって、最後まであきらめないことです。」という先生からの激励を胸に、堂々と会場入りしていく姿に成長を感じました。
親にできることは、生活のサポート、送迎、書類の整理くらいしかありませんでしたが、息子が成長している様子を感じ、受験前の緊張や合格の喜びを共感できたことは、望外の喜びでした。
SAPIXのカリキュラムと志望校は違っても同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら勉強をする環境がなければ、志望校に合格することはできなかったと思います。相談・指導していただいた先生方にこの場を借りて感謝を申し上げます。2年間ありがとうございました。