開成高進学【保護者】2026受験体験記(N・Oさん)
地方からの無謀な挑戦
開成高 進学
併願合格校:渋谷幕張高、筑波大附高、西大和学園高
N・Oさん
●お子さまの名前 Mさん オンライン校
息子は面倒くさがりで勉強が嫌いでした。学校のワークすら全くやりません。仕方ないので週に3日だけ地元の塾で勉強させて、このまま地元の県立高校に進むだろうと思っていました。
中学2年の9月に運命的な出会いがありました。無気力な息子を見兼ねた親戚が「刺激になれば」と開成の文化祭に連れて行ってくれたのです。とても楽しかったようで、それ以来パンフレットをずっと持ち歩いていました。
そして学校の進路希望調査で第一志望に「開成高校」と書きました。だからといって勉強態度が変わった訳ではなかったです。11月に試しに受けさせた全国模試は3教科偏差値52で、開成に入れるとは微塵も思いませんでした。
ところが年明けの進路調査でも志望校は変わりません。息子の「本気でやる」と言う言葉を信じ、無謀にも受験対策を始める事にしました。
地元塾の勧めもあり、首都圏の塾を探し始めたところ、SAPIXにオンライン授業がある事が分かりました。他塾も検討しましたが、オンライン専用の授業であることや少人数授業に魅力を感じ、SAPIXを選びました。2月の下旬に入室テストを受け、SYクラス3教科で春期講習(理社は地元塾で継続)から開始しました。
初めの頃に授業の感想を聞いたときに「面白い」と言っていました。息子には合っているようなので講習後もそのまま継続しました。
5月にZクラスへ移動しましたが、元々勉強習慣がない息子はなかなかペースを上げられず、宿題をこなせませんでした。何度か授業後に先生と面談していましたので、恐らくしっかりやるよう声をかけられていたのではと思います。
夏休みに入っても意識が変わることなく、その影響か秋以降は成績が下降していきました。12月の学校別サピックスオープンはC判定(3教科だとD判定)で、親の私は諦めの気持ちになりました。
しかし本人は相変わらず他の学校には目もくれません。SAPIXの先生から併願校のアドバイスを頂き、どこかに受かってくれたらと非常に心許ない気持ちで出願しました。
冬休みに入りやっと過去問を始めましたが、合格者最低点も取れません。2周目ではそれなりの点数を取れるようになっていましたが、入試は一発勝負です。
最後まで前を向いていた息子と対照的に、私は「1月に合格した併願校があるから当たって砕けろ」という気持ちで入試当日を迎えました。試験後はつとめて明るく振る舞いましたが夜は全然眠れませんでした。そして2日後、発表画面に「合格」の2文字が!!その画面を見た時の息子の笑顔は一生忘れません。
地方在住の我が家はオンラインで授業がなければ合格はおろか、受験に挑戦する事も出来なかったかもしれません。さらにSAPIXの先生には怠け者の息子を根気強く指導して頂きました。親以上に、息子の力を信じて下さった先生方のお陰で得られた合格と感謝しております。本当にありがとうございました。