早実高進学【保護者】2026受験体験記(匿名希望さん)

第一志望校合格への執念

早実高 進学

匿名希望さん
●お子さまの名前 匿名希望さん
 調布校

中学受験で第一志望校にあと一歩届かなかった悔しさを抱えたまま、小学6年生の3月を迎えました。本来であれば少し休息を取らせたい時期でしたが、本人は気持ちを切り替えるように遊びや旅行の時間を楽しんだ後、高校受験に向けて勉強を再スタートしました。

塾は、難関校への合格実績と授業の質に魅力を感じ、SAPIXにお世話になることにしました。

入塾当初は成績が伸び悩み、部活動との両立もあり、体力的にも厳しい様子でした。周囲の友人が通う塾へ移ることも考えましたが、本人は「この環境で頑張りたい」と決め、通塾を続けました。

転機となったのは中学2年生の秋、大学の文化祭を訪れたときです。それまで漠然と自宅近くの大学付属校が志望校でしたが、「この大学に進学したい。その附属高校に合格したい」という明確な目標に変わりました。

いくつも学校説明会に行っても、手ごたえのない状況が続いていましたが、この頃から学習への向き合い方が大きく変わり、特に苦手だった英語が得意科目であった数学を上回る成績を上げる好循環が生まれ、本人の自信につながっていったように感じます。

中学3年生になると部活動が終わり、勉強に専念する日々が始まりましたが、思うように気分転換ができず、携帯電話に気を取られる時期もありました。

模試の成績も伸び悩み、秋には学校の先生から「過去の傾向から、第1志望校には点数が足りない」と言われるようになっていました。

しかし、その言葉をきっかけに本人の意識が変わりました。携帯電話の電源を切り、一切の雑音を遮断して、目の色を変えて、机に向かうようになりました。

年が明けると、過去問演習に取り組みましたが、当初は合格点に届かず、不安に駆られて、寝食もそこそこに一心不乱に勉強するようになり、親としては体調管理に気を配ることしか出来ませんでした。

受験当日、緊張した様子で会場へ向かう我が子の背中をそっと押してあげることしか出来ず、受験を終えた我が子は私の顔を見るなりドッと涙が溢れていました。

合格発表の日、我が子は手が震えて発表サイトを見ることができませんでした。たまりかねて、私がサイトのボタンを押して、画面一面に桜が舞っているのを確認して、涙して喜ぶ我が子を見て、抱き合って喜びました。小学生から通算すると6年間に及ぶ受験に勝った瞬間でした。

受験を通して、目標に向かって努力し続ける大切さを学び、この経験が、今後の人生の支えになることでしょう。

SAPIXの先生方、事務員の皆様には、我が子と真摯に向き合い、最後まで全力でサポートいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。