開成高進学【保護者】2026受験体験記(M・Mさん)

自由人にこそSAPIXがオススメ

開成高 進学
併願合格校:江戸川学園取手高、ラ・サール高

M・Mさん
●お子さまの名前 Tさん
 お茶の水校 国立・お茶の水女子大学附属中学校

元々息子は、実に自由人でした。幼稚園の頃は毎日のように先生に呼び止められ、「一日中地面を掘っていました」「毒キノコ並べていました」「右向け右、で左を向きます」「どうにかしてくださいお母さま」と切実に訴えられて、帰り道本人と話をしてみるもどこ吹く風。

自分が楽しい、正しい、と思ったことだけを掘り下げて熱中する息子の性格は、小学1年生からおよそ5年に渡る自由の国アメリカでの生活を通し、更に強固なものになりました。

家の近くにハーバード大学があった影響もあり、東大や開成といった、日本の学校のトップ層を知りやすい環境でした。帰国したのは小6なのに、当然のように開成や筑駒を目指し始めます。しかもこの2校は帰国入試がなく普通の中受のみにも関わらず突撃し、見事に玉砕。

その後は高校受験に切り替えましたが、不慣れな「日本語」に苦労し、実際に教科としての国語は、最後まで「日本語」に振り回されていました。

偏差値で競争し、学力でライバルと戦う。そういう日本の受験システムが息子には合っていませんでした。

しかしSAPIXは進学塾でありながら、競争を煽るような教育をしておらず、息子にはとても向いていたと思います。普段使いの教材は質がとても良く、しかもクラスに関係なく同じ冊子を使います(息子は心理状態で成績が乱高下するので、クラスによって使用する教材が違う塾は避けました)。

3年生になると勉強量が膨大になり、宿題の全部をこなすのは益々不可能になってしまったので、とにかく「main SAPIX」だけは終わらせるようにしていました。過去問演習量が足りず、成績が下がってしまいましたが、「main SAPIX」の解く感触が良く出来ていたので、その力を信じ、志望校は変えずに頑張っていました。

入試が始まってからは激動の日々でした。江戸川取手東大コースが合格、渋谷幕張でまさかの不合格。ラ・サール高校は合格。慶應志木高校は不合格。そして開成高校は補欠。まさにシマシマで、家族共にかなり体力を消耗しました。

慶應志木では、国語の時間に突如不安に襲われ、しなだれて帰ってきました。「開成や筑駒に通っている自分が想像出来ない…」と言って寝込んでしまいました。

このままじゃ受かるものも落ちる、と思い、すぐにお茶の水校に電話し、先生に励ましてもらったら、すぐに元気になりました。

開成では、全力を出し切った!と晴れ晴れとした顔で帰ってきました。筑駒高校は残念な結果にはなりましたが、息子的には受験期全体を通してとても楽しかったそうです。

そして合格発表から約1週間後の土曜日の夜に、なんと開成から繰り上げ合格の電話が!

日本のシステムに合わずに悩み苦しんでいた自由人の息子が、開成高校に合格することが出来たのは、その自由人を優しく見守り育ててくれたSAPIXあってのものでした。心より感謝申し上げます。