Ｊ・Ｎさん　横浜校　鎌倉市・大船中学校

私がＳＡＰＩＸ中学部に入塾したのは、中三の春頃だったと思います。当時から早慶志望だった私は、ＳＡＰＩＸの入室試験に合格し、いざ受験！！といったような心構えでした。

ですが、そんな心構えはハイレベルな仲間達の中にいることで、段々と薄れていってしまいます。「ついていけない」、私はそう感じるようになっていきました。

ＳＡＰＩＸに入室できたのは良かったものの、勉強習慣がまだ身に付いていなかった私は、当然ながらＳＡＰＩＸのハイレベルな環境下では成績が伸びる訳がありません。当時の私の偏差値は３０で早慶に合格する事など不可能でした。

私は次第に勉強が苦になり、最終的にはＳＡＰＩＸを一度は退室することを決めました。それから私は塾を転々としながら、少しずつではあるけど実力をつけていきました。

そして九月、私にとって大きな転機となる出来事があります。私は再度ＳＡＰＩＸに入塾しました。

私は当時、ＳＡＰＩＸにまたついていけなくなるのではないか、と不安に思いつつも、ある一つの事を心に決めました。

「自分に負けない、早慶に必ず合格してみせる」と。

私は入室から退室までずっとＸクラスでした。ですが私はめげませんでした。ＳＡＰＩＸについていけば、テキストについていくことができればきっと合格できると信じていたからです。

そうして全力で五カ月間努力して迎えた本番、全力を出し切り、手応えもバッチリ。結果は合格でした。

私の叫び声は街全体に響いたでしょう。私は早稲田生になったのです。あの喜びはＳＡＰＩＸから私への贈り物に違いないです。

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