早大学院進学【生徒】2025受験体験記(F・Kさん)

逆転サヨナラ満塁ホームラン

早大学院 進学
併願合格校:市川高、慶應義塾高、栄東高

F・Kさん 我孫子市・白山中学校

迎えた12月、最後の模試の偏差値は3科46、5科49でした。この時点で志望校は慶應志木、開成、渋幕でした。

この結果を受けて全てが嫌になり、12月中旬という時期に1週間何もせずに過ごしました。受験を辞めようとも思いました。

それでもサボりながらも3年間続けてきたものを諦めるのはもったいないと思い、最後にひと踏ん張りする事を決めました。

そこで先生に提案されたのは3科に切り替えること。理社は僕の武器だったので正直この先生は何を言ってるんだと思いました。

しかし先生を信じて冬期講習から3科に切り替え、12月下旬に開成、渋幕を諦め、早慶に志望校を変えるという恐らく前例のない選択をしました。

とはいえこの受験最終盤の時期に2ヶ月で偏差値を10以上上げる事などほぼ不可能です。それでも「もうどうにでもなれ」と思って頑張りました。

不幸中の幸いと言うべきか国語は点数を十分にとれ、英語も授業で文法をある程度鍛えられていたので、ほとんどを英単語と熟語を覚える時間に費やしました。その成果が出たのか、受験本番では英語の長文がかなりスラスラと読めました。

結果的に第1志望には落ちてしまいましたが、それ以外は全部合格する事ができました。

こんな僕でもここまでくることができたのは、最後まで色んなことを教えて下さった先生方と、沢山のサポートをしてくれた両親、苦しいときに励ましてくれ一緒に戦った友達のおかげです。

本当にたくさんの迷惑をかけすぎたけど、見放さずに面倒をみていただきありがとうございました。