慶應志木高進学【生徒】2025受験体験記(S・Kさん)

自信を持つことの大切さ

慶應志木高 進学
併願合格校:学習院高、専修大松戸高

S・Kさん 高田馬場校 新宿区・落合中学校

僕は入塾後中1、2の時はほぼ勉強をしなかった。宿題は答えを丸写し、塾には遅れて行くなど、最底辺だった。

しかし、中3の4月に読んだ合格体験記に同じ立場の人が慶應義塾高校に合格したとあり、自分も行けるのではとやる気がでた。ひと月頑張ると偏差値が38から47まで上がり、嬉しくて勉強嫌いではなくなった。

夏には先生に言われたことを全て守り1日12時間やり、偏差値は52。初めてYに上がった。平日は5時間やると決め、復習を中心に励む。

努力を重ね、SAPIXには毎日行って自習したが、9月の偏差値は45。またXに落ちてしまった。それでも諦めずに勉強したが、11月は48。僕の心は折れかけた。

でも、先生に質問を重ねるうちにやる事が明白になり、苦手な数学を伸ばす、得意な英語をより伸ばす、国語の知識は抜けがないようにするなどを心掛けた。模試の合格率は最後まで20%だったが、自分なら行けるとずっと思っていた。

過去問でも合格者平均を超えることができ、自信を維持した。最後のひと月は2時からSAPIXで自習した。

最初の受験の専大松戸E類に合格。自信がつき、慶應志木では緊張せず、一次試験を突破、その後の慶應義塾も一次試験に合格、学習院も合格した。

先生達に面接練習をしてもらい、慶應志木高校に合格することができた。劇的なXからの逆転合格を勝ち取ることができたのも先生達のお陰であり、SAPIXに通っていたからである。

僕が受験期で学んだ事は諦めない、自分を信じるということだ。この先の人生でとても役立つ能力を培った。