慶應義塾高進学【生徒】2025受験体験記(S・Aさん)
落ち着き=合格への近道
慶應義塾高 進学
併願合格校:市川高、青稜高、中大杉並高
S・Aさん 成城校 Elwood College
私が本格的に受験を意識しだしたのは中学3年生の9月からだ。周りが受験を全くしなかったということもあり、それまでは焦りを感じたことはなかった。
しかし9月に自分の成績の移り変わりを見た時このままでは志望校に合格できないと悟った。そこからはSNSを全て消し生活を一変した。そんな生活を3ヶ月間過ごし遂に受験を迎えた。
だが手遅れだったのだろう。最初に受けた3校は全て不合格だった。辛い、きつい、自分が情けない、このような感情で頭がいっぱいになった日々が何日も続いた。
その時ふと頭をよぎったのはがんばり続けた3ヶ月間の記憶だった。他の人が3年がんばったことなど自分には関係ない。大事なのは3ヶ月間の自分を信じ自信を持つことだと気付き落ち着きをとりもどすことができた。
その後受けた3校は合格をもらえ、良いコンディションのまま早慶への受験日がやってきた。そして塾高の二次試験に駒を進めることができた。
そんな時に悲劇が起きた。二次試験当日の朝、自分が第一志望であった早大学院で致命的なミスをしたことに気付いたのだ。勿論最初はパニックになり冷静さを欠いていた。だが私はもうすでに落ち着きのとりもどし方を知っている。そんな調子で自分を鼓舞し、結果として合格をつかみとることができた。
このように予期せぬトラブルやミスは誰にでもおこりうる。そんな中でどれだけ落ち着いて自分のベストコンディションでテストを受けられるかが大事だと私は思う。