慶應義塾高進学【生徒】2025受験体験記(K・Aさん)
慶應“K.O.”戦記~あと2週間でできること~
慶應義塾高 進学
併願合格校:青山学院高、専修大松戸高、立教新座高
K・Aさん 西船校 船橋市・宮本中学校
私は中二の春からサピックスに入塾しました。当初は、特に目的もなく「仲良くて頭いいやつが通っている」という適当な理由でした。その時点での偏差値が55。まあまあのまま順調に伸びてきて、一時期偏差値60を出しました。
しかしその後、中学で引退に向け部活の練習が激化し生活リズムが乱れ、偏差値は45を下回る始末…この時点ですでに中三の8月、「慶應合格」はかなわない。受ける高校の偏差値を下げるべきだと塾の先生にも言われていました(変えてない)。
そのあと何とか12月の試験で偏差値53。まだ不安…というか低いなあ…そんなこと思っていると、いつの間にか試験は2週間前。やばい!どうしよう!
その時点で特に不安だった英語と国語の先生に、「あと2週間でできること」を聞きました。答え、英語に関しては、大問最後に出てくる超長文の全文和訳を繰り返し行うこと。国語は古っぽい文章対策として古文知識+単純な文法知識。
先生方の言葉通りに2週間、この2つをしっかり行い迎えた試験本番、勝利の女神は私にほほ笑む。試験問題を解いて、手ごたえはありましたがまさかの一次試験通過。その勢いで、二次試験もクリアしました。
勝負は2週間前からだと思います。もちろん、日々の努力、というのが大前提ですが、意外とこいつが当日の戦況を左右する。
しかし、この「2週間前特化戦法」は誰にでもできる!というものではないと思います。大事なのは意志。どれだけ成績が下がろうとも、第一志望合格のために前を向ける人こそが勝利をつかむのです。