早大学院進学【保護者】2025受験体験記(E・Iさん)

海外から早稲田合格を目指して

早大学院 進学
併願合格校:青山学院高、駿台甲府高、土浦日本大学高、立教新座高、早稲田佐賀高、早実高、早大本庄学院

E・Iさん
●お子さまの名前 Hさん
 大宮校

まず、入塾を決めた経緯です。中1から中3まで、非英語圏の日本人学校に通い、周囲に塾がないことに不安を感じていました。また、生徒数が少ないため、早稲田合格は難しいのではないかと考えていました。そんな中、サピックスのオンライン校なら海外でも受講できると知って、中2から入塾しました。

次に、帰国子女ならではの受験校選びです。中2の夏までに成績が上位に入らなければ早稲田受験を諦めるつもりでしたが、一定の成果が出ていたので、帰国子女入試を活用しつつ、早稲田合格を目指す受験計画を立てました。

帰国子女入試では、11月上旬から一部の高校で海外入試を実施しているので、11月から徐々に受験モードに慣れるようにレベルを上げていくように計画し、年内は他社の模試と土浦日大を受験し、1月に早稲田佐賀、青山学院(帰国)、2月に立教新座を受験しました。

この段階までで全校合格できていたことで自信を持って、2月9日からの早稲田受験に挑むことができました。その結果、早稲田本庄(一般)、早稲田実業・早高院(帰国)に合格できました。

次に、親の目線から見た息子の受験勉強です。息子の受験勉強は、サピックスの授業と宿題が中心でした。宿題を忘れてオンラインで先生に指導されることもありましたが、中2からサピックスでの勉強をコツコツ積み上げた努力が中3でも維持できました。

また、英検Ⓡの勉強にも真剣に取り組み、中3の夏に準1級を取得しました。そのおかげで、後半の模試では長文読解力が向上し、得点も伸びていきました。またサピックスのテストだけでなく、他塾の模試を在宅受験して、全国的な偏差値や合格判定を確認しました。

とても大切な入試直前期の過ごし方です。海外で日本人学校の授業を受けても受験対策にはならないと考え、サピックスの先生と相談して、当初は直前講習を検討していましたが、オンラインで指導していただいている先生が大宮校にいらっしゃると聞いて、12月下旬に帰国して2月の入試終了まで大宮校に在籍しました。

子供の合格を最優先に考え、塾の先生・子供・親で話し合い、最適な直前期の過ごし方として、何度も海外と日本を行き来するリスクを避け、母子で日本に滞在することを選びました。

結果として、大宮校では受験に集中できる環境が整っていて、同じ目標を持つ生徒と切磋琢磨しながら学ぶことができました。先生方も息子の得意不得意を把握し、親身に指導してくださり、大きな安心感がありました。

最後に、結果と学びです。勉強内容はサピックスの先生方を全面的に信頼して、計画的に受験を進められたことで、8校全勝という結果を得ることができました。

この経験を通じて、息子にとって「辛くてもあきらめないで努力を続ければ必ず結果がついてくる」という自信につながったと思います。本当にありがとうございました。