Ｍ・Ｋさん
●お子さまの名前　Ｒさん　調布校

最後は「想い」ですから。

受験本番まで３ヶ月を切った12月。未だ志望校が定まらない息子に、ＳＡＰＩＸの先生が掛けて下さった一言です。この高校に行きたい、という強い想いを持って頑張れ！頑張れれば悔いはない！という意味でした。

受験の天王山と言われる中３の夏休み。家で勉強をしている様子は無く、友達とゲーム三昧。私がイライラしていたことは言うまでもありません。

大事な夏休みにエンジンがかからなかった息子は、12月の実力診断テストで案の定、最低の結果となり、進学指導重点校など到底無理だ、と弱気になりました。そして先生に相談したところ、強い想いを持って、あとはやるのみです！と決して諦めないよう背中を押して下さったのです。

そこから改めて目標を明確に定め、流石に残りの日々は人が変わったかのように勉強していた（真っ直ぐに突き進んでいた）と思います。

中１の春、息子が生まれて初めて通う塾に、直感で選んだのがＳＡＰＩＸでした。中学校生活に慣れることも大変な上、ハイレベルな塾の授業。最初は泣きながら宿題をやっていたこともありました。

親としては、応援することしかできず、果たしてついていけるのかと、心配だらけのスタートでした。そんな中、私達が心掛けていたことは、勉強については口を出さないことと、規則正しい生活をさせることでした。

ＳＡＰＩＸの先生方の情熱や、塾の度にもらってくるテキストの緻密さを見て、受験勉強は先生方にお任せしていれば大丈夫！と確信していたからです。

それでも中々本気にならない息子につい、勉強は？と言ってしまい、ぶつかることもありましたが、とにかく早く寝なさい！と受験前日まで言っていました。部活や塾で、宿題で何かと遅くなりがちな息子に、私達親と弟は、睡眠時間を削ることが無いよう、家族総出で協力しました。

３年生の半ばからは、家ではどうしてもスマホを見てしまい勉強に集中できない、という理由で、よくＳＡＰＩＸや図書館へ自習に通うようになりました。最後の３ヶ月は特に、ほぼ毎日最終時間まで頑張っていました。

その代わり？家では、スマホ片手にダラダラしていたので、私は不安でハラハラしっぱなしでしたが、友達と切磋琢磨しながら自習していたことが、結果的にはメリハリのある受験生活に繋がったように思います。

無事第一志望に合格でき、受験が終わってみて、もう少しやれたのでは？と思うこともありますが、ただ息子は、最低限ＳＡＰＩＸの宿題や先生に言われたことだけは、真面目にやっていたようです。ズラッと並んだ中１からのテキストは、ただただ圧巻で、今それを眺めながら改めて、ＳＡＰＩＸの体制、先生方の素晴らしさ、温かさに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、この濃密なテキストに食らいついた息子の頑張りに感動しています。

ＳＡＰＩＸあっての合格の喜びでした。先生方、本当にお世話になり、ありがとうございました。

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