慶應女子高進学【保護者】2025受験体験記(匿名希望さん)

高校受験を振り返って

慶應女子高 進学
併願合格校:早大本庄学院

匿名希望さん
●お子さまの名前 Sさん
 大井町校

娘は、八つ上の姉がサピックスに通っていたこともあり、難関校合格を目指すならサピックスが一番ではないかとの父親の一言で中学入学後すぐに入塾を決めました。

中学二年生までは、ほぼ得意な数学ばかり熱心に取り組んでいましたが、他の教科は授業日の前日や当日通塾前に宿題をこなしておりました。中学三年生になると、受験本番を意識してようやく授業や宿題に対して取り組み方が変わったように思います。

我が家の子供たちは親が言っても聞く耳をもたないので、勉強に関しては本人とサピックスの先生方にお任せし、できる限り口を出さず見守るかたちをとるようにしていました。帰宅後、悔し涙を流していることもありましたが、塾に通いたくないとは言わなかったので気付かないふりを心がけました。

サピックスオープンなどのテスト結果やクラスがどうなっているのかも気になりましたが、本人から報告してくるまでたずねないようにしていました。

家庭で気を付けた事は、連日塾の授業で帰宅が遅いので少しでも朝型の規則正しい生活を送らせるようにしたことや、毎日の食事や栄養面でした。

中三の十二月に入り、第一志望は決まっていましたが、受験校選びも基本的には本人の意思を尊重し、悩んだらサピックスの先生に相談することを勧めました。

最後の面談では先生から本人の気持ちを引き締める為に、敢えて合格の難しい学校を勧められましたが、親としては合格の自信を付けさせた方が良いのではないかと悩みました。

経験豊富な先生の助言を信じ、結果、不合格となりましたが、先生方の思惑通りその後一か月サピックスへ自習に通い始め、英語に集中して取り組み無事に第一志望の高校に合格することができました。

どこか全力を出していないようにうかがえる娘の特性を見抜いて、子供の事をよく見ていただいた先生方には大変感謝しております。どうもありがとうございました。

そして何よりも、3年間サピックスの校舎に通い続け努力して第一志望の高校に合格した娘を誇らしく思います。