慶應湘南藤沢高進学【保護者】2025受験体験記(匿名希望さん)
合格以上の経験をさせていただきました
慶應湘南藤沢高 進学
併願合格校:栄東高、芝国際高、早大本庄学院
匿名希望さん
●お子さまの名前 匿名希望さん
在米中の中2の夏からSAPIX USAに入室しました。
中3の夏に帰国した後、最初のサピックスオープンでクラス降格となり、ここで初めて高校受験を意識したように思います。得意だと思っていた英語や数学に、まだまだ抜けているところがあったようです。
そこで夏期講習は、応用クラスに戻ることを目標に休校日以外はほぼ塾へ自習に通い、先生に質問できる時間を心待ちにしていました。
夏の終わりに応用クラスに戻ってからも、次はここのクラスに居続けたいからと、二学期が始まっても同じスタイルでコツコツ学び、成績の上がり下がりはあったものの、秋以降は志望校を受験校にしても良いかなと思えるようになりました。
しかし国語はずっと伸び悩んでおりました。このまま見守り続けるのも限界だと思い相談したところ、娘に合った難易度の過去問や漢字をいただいたり、丁寧な解説をしていただいて、なんとか勉強のモチベーションを保っていたように思います。
そのおかげで入試直前には、過去問によっては目標点がとれるようになったと笑顔で報告に来てくれるときもありました。結果、複数の志望校に合格をいただくことができました。
アメリカの現地校にいると受験を意識するような環境ではなかったので、帰国後直ぐに受験モードになり、半年で志望校に合格できたのは、先生方の的確な指導と何より楽しいと思える授業のおかげだと思っております。
ただ、この結果を得るまでは決して順調ではなく、娘は入試前半の帰国入試で思うような結果が出ないことが続きました。切羽詰まった状況の中迎えた2月の受験直前期に、「もう受験をやめたい」とまで言い出しました。
そのような状況の中、私からは何を言っても娘の心に響くことはなかったのですが、先生の方から娘の心情を察して下さり、助言をいただけたようで、「やっぱり最後まで諦めない」と気持ちを立て直しての合格でした。この経験は、将来、いつか困難に直面した時に必ず心の支えになる経験だと思っております。
合格した以上の貴重な経験をSAPIXでさせていただき、本当に感謝しております。