慶應義塾高進学【保護者】2025受験体験記(匿名希望さん)
お世話になりました
慶應義塾高 進学
匿名希望さん
●お子さまの名前 匿名希望さん 明大前校
SAPIXの先生方、スタッフの皆様には大変お世話になりました。
この度、第一志望の慶應義塾高校に推薦で進学することになりましたが、SAPIXに入塾したことで「学ぶことの楽しさ」を発見して合格できたものと思います。これも先生方の温かいご指導のおかげです。
息子は野球のクラブチームで活動をしていましたが、23年春に甲子園で野球部を応援し、慶應への思いを強く持ったようです。推薦で入れるとは限らないため、一般受験で合格することも視野にSAPIXに入塾しました。
もともと中学受験の経験もなく不安でしたが、2年生の間は下のクラスで基礎固めに努めたようです。思えば野球しかやってこなかったので「今日は○○高校の問題を解いたよ。」と喜んでいる姿には驚きましたが、それほどSAPIXの授業は刺激的で視野を広げる機会になったものと思います。
3年生になって受験モードに入れればと考えていたのですが、クラブチームの活動が活発になり、土曜日の日中や夏期講習は欠席する日が増えました。しかし、先生方には時間外でもサポートをいただき、SAPIXとクラブチームの両立に努めました。
9月になってクラブチームの活動は落ち着いたのですが、絶対的な勉強量が足りなかったことも影響し、一般受験で慶應を目指すには厳しい状況となりました。
それでもSAPIXオープンでは偏差値50程度を維持することができ、着実に地力は付いたようで、ある程度一般受験の準備もできました。また、学校の内申点も概ね40を上回ることができ、SAPIXに通塾していたことが自信に繋がったものと思います。
年が変わり、いよいよ本番を迎えました。
推薦入試の作文は「あなたの好きな教科は何か。」というテーマで、息子は迷わずに「数学」と解答したとのことです。作文を書く上では国語力も問われますが、SAPIXで多くの論説文を読んでいたこともあって苦労することは無かったようです。
一方、面接では数学と解答した根拠も問われたようですが、SAPIXでの授業も思い出しながら自信を持って受け答えができたとのことです。結果的には2年間通塾したことが推薦入試に活きました。
そして、難関校を目指す仲間とともに勉強できたことは公立の中学校で経験し難い良い経験になったものと思います。
「慶應義塾高校に入学したい」という目標は達成したものの、あくまで通過点に過ぎません。高校ではSAPIXで得た「学ぶことの楽しさ」を大切にして勉学に取り組んでほしいと思います。
また、先生方からは「甲子園でプレーしてほしい。」という宿題をいただきましたので、ご期待に沿えるように部活動にも力を入れてほしいと思います。
改めまして、2年間、お世話になりました。ありがとうございました。