慶應義塾高進学【保護者】2025受験体験記(F・Uさん)

ギリギリでつかんだ第一志望校の合格

慶應義塾高 進学
併願合格校:昭和秀英高、専修大松戸高、立教新座高

F・Uさん
●お子さまの名前 Rさん
 新浦安校 浦安市・日の出中学校

息子がSAPIXに入塾したのは小学校6年生の時でした。

5年の時にコロナ禍になり学校が休校、中学受験組が家で勉強している中で学習習慣と基本的な学力をつけさせたいと思い、寺子屋的な塾を探していました。

SAPIXは小学部の入塾テスト偏差値25で落ちたので候補から外していました。しかしとある進学校の数学の先生が、「SAPIXの数学の教材を見たらすごいよくできた教材で、数学の力がつく」といっているのを聞いて、お世話になることにしました。

小学部のイメージとは違って、中学部は程よい人数で先生の目が行き届いているからとてもいい環境です。他校の優秀な同級生の存在と経験豊富な先生の的確なアドバイスと伸びる力を信じてくれる気持ちが息子を大きく成長させてくれました。

SAPIXのおかげで小学生の頃には考えられない結果を手にすることができました。子供には適切な受験期というものがあるようです。早ければいいわけではありません。

それに、中学受験のような親の力が9割よりも、高校受験は本人の自立する力と先生との世界なので親としては楽でした。あと3教科受験があったことが、理科社会が苦手な息子にとってよかったです。

学校生活では、突然何を思ったのか中2から全くの未経験で野球部に入りました。そこから勉強時間が取れなくなってしまい成績が急降下。ついには下のクラスに落ちてしまいました。しょっちゅう塾を休み遅刻もしていました。それでも見捨てず手を離さないでいてくださった先生方がありがたかったです。

中3の秋にクラスが上がり、そこから5教科を3教科に絞りました。危機感がありました。英語は特にボロボロでしたが先生の的確なアドバイスをもとに成績を伸ばしていきました。

親ができることは多くありません。息子を見ていて、「また寝てる・・・」「勉強やってるの?」と気を揉んでばかり。結局受験期も朝型に変えることはできませんでした。寝るのは記憶の定着に良いそうですし、眠いのにやっても効率が悪いです。スッキリした頭で集中力が高い時に勉強するのがいいと思いました。

そしてYouTubeも息抜きのためと、最後まで取り上げることはしませんでした。食事によってお腹がゆるくなるので受験期の食事には気をつけました。受験は自分の身体やメンタルや時間の使い方と向き合ういい機会でした。

マイペースな息子でしたが結果は早慶全部補欠!のうち第1志望校のみ繰り上がり合格でした。合格率20%から息子の憧れが現実となりました。これも息子の諦めない心と先生方のおかげで掴めた紙一重の合格と思っています。感無量です。

SAPIXの恵まれた環境と先生方には本当に感謝しています。SAPIXでなければ合格はなかったと思います。良い塾に出会い運がよかったです。

同期の皆さんも受験勉強お疲れ様でした。これからの高校生活楽しんでくださいね!