卒業生・保護者からのメッセージ

卒業生(大学生・社会人)からのメッセージ

K・Mさん

国立校卒業 32期生
筑波大学附属駒場高校卒・東京大学工学部社会基盤学科 3年(2026年度)

私は現在東京大学で、開発系の国際機関へ就職するという目標に向けて、理系の専門知識に加え、語学や経済・文化などの文系的な知識も学んでいますが、学習に取り組む姿勢などはSAPIX生の時に培いました。

SAPIXの指導は、フレキシブルで細やかであり、生徒一人一人の学力や苦手・得意分野などに合わせて課題を出してくれたり、個別に分かるまで解説してくれたりするなど、状況に応じた指導をしてくださいました。この親身さがSAPIXの良さであり、私はSAPIXを選んだからこそ、無事第一志望校に合格できました。SAPIXを信じて努力すれば必ず実を結びます。どうか最後まで頑張ってください。

 


M・Aさん

高田馬場校卒業 27期生
東京学芸大学附属高校卒・千葉大学医学部医学科 6年

塾探しでSAPIXを訪ねた際、説明された数学の先生の聡明さにほれこんだ母は「ここしかない」と即決。私は中2までに中学の履修範囲を全て学び終えるカリキュラムに魅力を感じました。SAPIXでの授業や指導は私に合っていて、特に数学はとても好きになりましたし、クラスメートからも良い刺激をもらい、楽しみながら受験勉強をすることができました。

SAPIX中学部で鍛えられた数学や理科の力は高校時代にかなり役立ち、国語の論理的な読み解き方については大学受験で十分通用しました。このように実感することは医学を学修する現在でも変わりません。SAPIXで培った学力は一生ものになります。一心に机に向かうことで培った集中力、何が何でも理解するぞという粘り強さは、患者さんの命を預かる医師になっても私の仕事を支えてくれるものと自負しています。SAPIXの先生方を信頼し、志望校合格に向けて頑張ってください。

 


金 安妮さん

高田馬場校卒業(17期生)
慶應義塾女子高校卒・慶應義塾大学法学部法律学科卒・武蔵野大学法学部法律学科 准教授

法律学は、条文や判例で用いられる言葉の意味を解釈し、どのような言葉でどのようなルールを構築するべきなのかを探究することから、「言葉の学問」であるといわれています。私は慶應女子高に向けて受験勉強をしていく中で、文章を読んで思考を巡らせることの楽しさを知り、「言葉の学問」としての法律学を学ぶために、慶應義塾大学法学部法律学科に進学しました。

SAPIXの先生方からは、勉強との向き合い方など多くのことを教わりました。その中でも特に役立っているのは、数学の先生から教わった質問の仕方です。自分の中でしっかりと思考を整理し、その上で「ここまで考えたけれど、この部分が分からない」と質問することで、ただ答えを求めるのではなく、自力で思考し、言語化する習慣を身に付けることができました。この習慣は大学教員となった今でも大切にしており、自分の学生にもその姿勢を身に付けるよう指導しています。


コーラ小林さん

高田馬場校卒業 16期生
東京学芸大学附属高校卒・北海道大学農学部卒
伊良コーラ株式会社 代表

私は幼い頃から知的好奇心が旺盛で、小・中学生時代は1度疑問に思ったら「何で?」「どうして?」と納得いくまで問い続ける子どもでした。そんな私にとって、SAPIX中学部は私の知的好奇心を育んでくれて、さまざまな疑問にポジティブに答えてくれる場所でした。純粋にSAPIXで学ぶことが楽しかったですね。

そのSAPIXで学んだ中で、今でも役立っているのは、例えば化学の知識でしょうか。それらはクラフトコーラ作りに直結しています。また、私は経営者として全てのことをやらなければならないので、その基礎体力としての知力をSAPIXで鍛えられて本当に良かったと思います。高校受験を通じてSAPIXで学べたことが、今に通じていることを改めて実感しています。

伊良コーラ株式会社


K・Kさん

東京校卒業 4期生
早稲田大学高等学院卒・国会職員

約30年の時を隔て、私と息子は、SAPIX中学部から早大学院という同じ道を歩みました。
高校受験から将来につながるハイレベルな授業。共に難関に挑む仲間との切磋琢磨。思春期の生徒に向き合い、思索と内省を促す先生方のまなざし。親子二代を学院へ導いてくれたSAPIXの本質は、昔も今も何ら変わりません。他方、私が在籍した平成初期はマスプロの時代で、どの教室も生徒があふれ返っていました。それが今では、少数精鋭に向けたきめ細やかな指導もまたSAPIXの強みです。時流に即した進化、息子の合格は正にその賜物でした。

学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし。他者からの「学び」と自らの「思考」は両立させるべきと説く『論語』の一節です。SAPIXにはいつだって、この教えを実践できる成長環境が調っています。


卒業生(高校生)と保護者からのメッセージ


開成高 進学

受験を通じて、勉強もスポーツも望む結果を得るための過程は似ていて、正しい方法で十分量を継続することが重要だと痛感しました。先生方は、中3の時は合格するために必要なメニューと量を示し適切に指導・サポートしてくださる等、最高のコーチとしてサポートいただきました。また楽しく塾に通えていたのは、SAPIXで一緒に学び、駅まで喋りながら帰宅していた仲間達のお陰です。


筑駒高 進学

SAPIXの良いところは室長の先生が受験の悩みをいつでも聞いてくれ、わからない問題があっても先生方にすぐに質問しやすい環境であったことです。また、教材が単元別の冊子になっていて、復習しやすかったのも良かったです。皆さんもSAPIXを信じて最後まで諦めずに頑張ってください。


慶應女子高 進学

慶應女子の受験本番、不安と緊張のあまり向かう途中で体調を崩してしまいました。しかし、学校の門の前に立った時に自分を奮い立たせ「この日のためにしてきた努力は必ず報われるはずだ。体調なんかに負けないで絶対に合格する」という強い気持ちを持って試験に臨み、無事合格することができました。これから受験する皆さん、どんな状況でも最後まで諦めず、自分を信じて頑張ってください。


都立日比谷高 進学

高校受験を終えて後悔が残るか否かは必ずしも結果ではなく「最善の努力ができたか」によると思います。「最善の努力」は「一度学習したことを完璧にする」ことの積み重ねです。逆に徹底的にこなしていけば、何が起こるかわからない受験で合格をより確実なものにできます。受験勉強を通して「できること、知っていることが増える」経験は本当に楽しいものでした。SAPIXという最高の環境で適切なプロセスを踏めば、遅かれ早かれ結果は自ずとついてくるものだというのが私が得た実感です。だからこそ、受験を楽しむことも大切にしてもらいたいです。


慶應志木高 進学

中学三年生は人に言われずにしっかりとした意志を持って行動することが大切です。強い意志を持っていても、自分ですべてをやるのではなく、解けない問題やわからないことはSAPIXの先生方に頼ることです。疑問に思っていることを決してそのままにせずに、納得がいくまで何度でも何度でも聞き、必ず自分のものにしてください。受験の一番の敵は「自分自身」です。勉強したくない、あとでやろうと思う自分に勝つことができるかどうかです。


開成高 進学

SAPIXでの学び、模試での経験、そして何よりも、目標に向かって自分を律し続けた息子の強い意志。それらが実を結んだのだと思います。親として私がしたのは、生活のサポートと事務手続きだけ。合格後、息子は言いました。「親は、静かに見守ってくれるのが一番」。そして、「SAPIXじゃなかったら開成には行けなかった。本当にSAPIXを選んで良かった」。


慶應女子高 進学

目標に向かって地道に歩んだ経験は娘にとって宝物であり、これから強い武器となるでしょう。そして幸運にも素晴らしい景色まで観ることができ、娘を導いてくださったSAPIXの先生方や一緒に険しい道を進んできた優秀なクラスメートのみなさまに心から感謝しております。


早稲田実業高 進学

受験が終わってどうだったか聞くと、「もう一回やり直したい!楽しかった!」と話しています。「もう2度と受験したくない、勉強したくない」ではなく、受験を楽しくやり切った思い出にしてくれたSAPIX生活であったことに本当に感謝しかありません。「受験が終わっても通える限り行く」とSAPIXへ自習に向かう息子を、誇らしく面白いほど変わったなと笑顔で送り出しています。


学芸大附高 進学

入塾時の面談で「貴方の夢は何ですか。素敵な夢ですね。では、そのために今は何をするべきですか」と娘の将来の夢を応援して道標を示してくださった事に驚きとこんな塾があるのか?と嬉しく感じた事を鮮明に覚えています。SAPIXは単なる高校受験のためだけに通う場所ではなく、人生を歩む上で今勉強を頑張る大切さを日々ブレずに示してくださり、先生方の本気の叱咤激励に応え続けて勉強方法や知識を身につける事ができました。


中央大学高 進学

すべての受験が終わった日、息子が「SAPIXは楽しかった」と言ったことが何よりも嬉しかったです。高校は人生の通過点のひとつです。受験勉強は大変に感じるかもしれませんが、振り返れば成長を実感できる時間だったと気づくはずです。努力は無駄になりません。思うように行かないこともありますが、諦めずに頑張ってください。先生の指導と自分の力を信じて、一歩ずつ進めば、必ず結果はついてきます。