都立日比谷高進学【保護者】2026受験体験記(Y・Fさん)
中受敗退、オール3からの挑戦
都立日比谷高 進学
併願合格校:栄東高、東京科学大附高
Y・Fさん
●お子さまの名前 Tさん 練馬校
共働き家庭、中学受験敗退からのオール3、凡人な我が家のケースをお話しします。
都立の中高一貫だけ受験したものの見事に惨敗…3年前はそんな状況でした。本人にはこの時に「届かなかった中高一貫校のレベルを高校受験では超えたい…」という想いが力強く芽生えていたようです。
といいつつ中学1年の成績はほぼ3。成績に5なんて夢のまた夢でした。
塾選びでは、誰かと競う方が好きなことや厳しい道を選ぶのは気にならない子なのでSAPIXの門戸を叩きました。先生方がしっかりと子どもたちに向き合ってくださる常勤の方だというのも安心でした。
とはいえ入塾後すぐにやる気になったわけではありません。部活も忙しく、2年生になると部長になりました。ただ、塾にはしっかり通い、ゆっくりですが成績は上がり始めます。しかし成績に5がつくことはなく3年を迎えました。
ところが6月、部活を引退すると「さあ!あとは受験だ!」と、勉強に本腰を入れるようになります。夏休みも日曜特訓も喜んで毎日のように通うようになりました。
クラスには成績抜群の仲間が複数いて息子はいつもその子たちの名前を口にし「あいつら本当すげえ」「きょうは数学だけ勝った」など、毎日楽しそうに話してくれました。
夏期講習で受けた先生の授業が面白いとのことで夏からは理社も取るようになりました。中学の時の負け犬ぶりはどこへやら、優秀な仲間の背中を追いかけているうち、いつのまにかずいぶんと遠くまで来ていました。
内申にも5がつき素内申41、ギリギリですが先輩に憧れて目指すようになった日比谷を受験するに足りる点数になりました。
年が明けてから元日以外は毎日塾に入り浸っていました。仲間もいて自習が楽しかったようです。
しかしいざ本番を迎えてみると結果はそんなに甘くなく、私立で目指していた(合格可能性80とまで出ていた)複数の高校は軒並み不合格、補欠でした。日比谷は合格可能性40だったので夢を絶たれたような気分でいました。
都立の入試前。私立、国立の第一志望に受かった仲間はもう来なくなった静かな校舎に最後まで毎日欠かさず自習に通うのはどんな気持ちだったかと思います。その中迎えた都立受験でした。
落ちたとしてもそれが不幸だとは思わないことだよ、と発表前に本人にはずっと言い続けていました。幸せを環境のせいにしてはいけないと。神様は必ず君に最も相応しい場所を用意してくれるはずだと。自分の人生を振り返りながら、伝え続けました。
結果はまさかの合格。大金星で終えることができました。決して順調とはいえない受験生生活でした。でもオール3の凡人でも、先生方の指導と素敵な仲間のおかげで最後は日比谷を母校と呼べるところまで来ることができました。頑張る姿に親の私の方がどれほど励まされたか。
次はあなたの番です。神様の笑顔が、あなたにも届きますように。