慶應義塾高進学【保護者】2026受験体験記(F・Mさん)
一つの得意が広げてくれた受験の道
慶應義塾高 進学
併願合格校:栄東高、立教新座高、早稲田大阪高、早稲田佐賀高
F・Mさん
●お子さまの名前 Dさん 明大前校 国立・東京学芸大学附属小金井中学校
中学1・2年生の頃は、勉強に対する意欲がほとんど見えず、当時の私の悩みは「どうしたら息子が勉強するようになるのか」その一点でした(笑)。焦るあまり、勉強するようについ声をかけてしまうことも多かったです。
そんな中でも、数学だけは本人にとって自信を持てる科目でした。「誰にも負けない!」と思える得意科目があったことは、受験期を乗り切る上で大きな支えになりました。得意分野で手応えを得たことが、やがて他の科目にも向き合う原動力へと繋がっていきました。
受験期を通して強く感じたのは、環境と人との出会いの大切さです。塾で出会った友人や先生に恵まれ、自然と前向きに過ごすようになりました。その中で、息子の表情や勉強に向かう姿勢も少しずつ変わっていきました。
特に先生の存在は息子にとって心強いものだったようで、その言葉にはいつも素直に耳を傾けていました。また、親から直接伝えると角が立ちそうなことも、先生が上手に橋渡ししてくださいました。
勉強が軌道に乗ってからは、口出しをせず、本人に任せるようにしました。そして家庭は、勉強をする場所というよりも「心と体を休める場所」でありたいと思うようになりました。
今回の受験を通して感じたのは、親が何を言ってもやらない時はやらないし、何も言わなくてもやる時はやる、ということです。だからこそ、信じて見守ることの大切さを学びました。
息子は全て一般入試で受験しました。1月校から複数校を受験し全て合格をいただきましたが、2月の本命校三校はすべて補欠。正規合格まであと一問、あと数点という結果は、親子ともに正直堪えました。微かな希望を持ちながら待ち続けた末、補欠が繰り上がり、希望の高校に進学することができました。
本人の努力はもちろんですが、支えてくださった先生方、そして最後まで共に頑張った戦友たちに心から感謝しています。この受験で得た経験と出会いは、これからの人生の大きな財産になると信じています。