【学校説明会報告書】青稜高等学校
基本情報
【学校名】
青稜高等学校
【所在地】
〒142-8550
東京都品川区二葉1丁目6番6号
【交通アクセス】
東急大井町線「下神明駅」徒歩1分
りんかい線・JR京浜東北線「大井町駅」徒歩7分
JR横須賀線「西大井駅」徒歩10分
【ホームページ】
https://www.seiryo-js.ed.jp/
【創立】
1938年
【SAPIX偏差値】
42
地図
スクールライフ
【男女別】
共学校
【附属中学】
あり
【附属大学】
なし
【学年規模】
360名
【制服】
あり
【プール】
なし
【食堂】
なし
【購買】
あり
【寮】
なし
【帰国入試】
あり
【登校時間】
8:20
各種データリンク
【入試結果】
https://www.seiryo-js.ed.jp/exam-results
【進学実績】
https://www.seiryo-js.ed.jp/result
【募集要項】
説明会内容
【説明会名称】
塾対象学校説明会
【説明会日時】
2026年6月19日(金) 10:30~11:40
【説明会実施会場】
多目的ホール
- 創立85年。女子の商業高校として始まった。約25年前に共学化し、卒業後の即戦力育成というよりは、進学へと舵を切った。
- 創立以来「社会に役立つ人間の育成」を掲げる。
- 年々変わる「社会」に対応するため色々な取り組みをしているが、私学はどこも似たような取り組みをしているだろう。パンフレットを見ても同じようなことが書いてある。でも私学は明確に校風が違い、教員の雰囲気が学校ごとに異なる。ぜひその辺を見極めてほしい。
- 以前は皆勤・精勤が評価されていたが、変わってきている。台風・大雨など災害も増え、生徒には自分の住む地域に警報が出たら休むよう言っているが、それを「自分で判断する力」も養っていかなければならない。安全・安心をより大事に指導していく。
- 6年前に青田先生が校長に就任して以来、3C「Challenge・Change・Contribution」をスローガンとして掲げている。特によく言っているのは「挑戦」。中高の時代はまだ社会に出る前、取扱説明書を読んでいるような時期。その間にトライ&エラーを繰り返してほしいと考えている。
- コロナ禍で、ICT教育で評価を得たが、それもコロナ一斉休校が決まった翌日、全教員の個人携帯にZoomアプリをインストールさせるところから始まった。批判が起きるでもなく、好奇心から様々な挑戦を教員自身もした。生徒に完全なものを渡す必要はなく、それによって思いがけないものが生み出されるということも分かった。とにかく一歩踏み出すことで、変化が起き、それに対して寛容であることを大切にしている。
- 学校見学は、随時可能とのこと。ホームページに見学できない日は載っているのでそれ以外はすべて予約不要で見学が可能。見学できるか、という電話も要らない。家族で来てもOK。他校を見学する前の練習として来てもらって構わないとのこと。
【授業】
- 伝統的な週6日制。土曜は4時間授業がある。
- 2020年から新学習指導要領に対応するため6.5時間授業制にした。月~金45分授業×6or7時間。
- 50分授業の時は授業終了が15:10だったが、15:30になった。20分長くなるだけで1コマ分の授業を増やし、効率よく授業を行っている。増やした分詰め込み型で授業するのではなく、考えることに重きを置く授業にしている。
- コース制はこの先も考えていない。高2で文理分けし、高3の選択授業で国立系、私立系に分かれていく。
- 高入生は高1では中入生とは別クラス。高2から混合クラスになる。
- 1クラス特進クラスがある。毎年クラス分けをする。
- 男女比について、以前は内申の高い女子が多めだったが、1:1になりつつある。
- 通常の英語クラスとは別に、帰国生を中心に構成されるPOPと呼ばれる習熟度別の英語取り出し授業がある。
- 帰国生でダンス部でチアをやっている現役中1生のインタビューによると、偏差値は高いと思っていたが、スタートが同じでそんなに差が生まれなかったとのこと。
- 修学旅行は中高ともに平和教育。高校は沖縄かアウシュヴィッツの選択制。
【自学】
- Sラボという自習室がある。個別ブースで分からないことはチューターに聞ける。
- 10年くらい前は、中入生は中学受験が終わって安心して勉強しなくなる生徒がほとんどだった。せっかく中学受験でつけた学習習慣を継続するための取組を続け、ここ7年くらいは定着してきていると感じる。
- 試験前には、多目的ホールを自習室として開放している。Sラボは黙って勉強する場だが、生徒同士で教え合う、学び合う場がほしいと要望があり開放することになった。
- 図書室でも自習ができるし、踊り場のようなスペースで勉強をする生徒がとても多い。このオープンなスペースで個人面談も行うが、オープン故に他の生徒が刺激を受けるということも起きる。
- 生徒たちには相性のよい先生を見つけて自由に相談するように言っている。担任や教科担当者もいるが、それにとらわれず質問に行ったり、小論文の添削や面接指導をお願いしたりする。
【環境マネジメント】
- 学校や先生が何かをしてあげることはしない。自分に合ったものを自分で選ぶ。そのための環境を用意している。
- 企業(サントリー、グリコ、セブンイレブン、花王)と提携して自販機を設置。ただの自販機ではなくSDGsに絡めたもので、生活しているだけでもSDGsに参画している。いつ気づくか、何に気づくか、気づきには生徒によって差があるが、目の前に提示はしてある、という環境を用意。
- やる気がある生徒が合っているんですね、とよく言われるが、はじめからみんながやる気があるわけではない。友人から、先生から、いろいろな刺激によって変わっていく。そのための仕掛けをたくさん用意している。
【入試について】
<オープン入試>
- 当日の点数のみを評価。出欠・内申は見ない(不登校でも問題なし)。ただし、過年度生は受け入れていない。
- 合格最低点300点満点中200点
<併願優遇入試>
- 成績基準:3年2学期の5段階評定が3科15または5科24以上。英検®2級以上取得者は5科に+1(英検®1級取得者は相談してくださいとのこと)
- 併願校は国公立、私立問わない。複数併願も可能。推薦も可。
- 中学校の教員による入試相談が必要。期日だけはしっかり守ってほしい。
- 私立中学出身者は併願優遇を受けられない。
- 当日欠席、白紙解答、不正行為など行わず、合格最低点を取らなければ不合格にはならない。
<海外帰国生入試>
- 試験日は、11月1日(日) ロンドン、11月15日(日)上海・シンガポール・台北・バンコク・ニューヨーク、11月23日(月)東京
- 2027年度入試ではロンドン会場を設定予定
- 滞在歴:原則1年以上滞在、帰国3年以内
- 複数回受験者には5点加点
<2026年入試結果>
- 出身地は神奈川県(横浜市・川崎市)から受験する生徒が最も多い。
- 併願校を見ると、神奈川県は例年通りで、県立多摩高校が最も多い。東京都の併願校は小山台高校が最も多いが、いろいろな高校を志望している生徒が多い。
- 高校入試では抑えとして使う人が95%。第一志望を青稜とする受験生は多くはない。中入生がいるから青稜を敬遠する受験生もいるようだ。
- 高校入試で、加点の基準を英検®準2級から2級にしたことで、神奈川県(横浜市・川崎市)からの受験者は増えたが、東京都の受験生は減ったとのこと。(神奈川県7割→8割、東京都3割→2割)
- 2027年入試から併願優遇で合格最低点(100点)を設定した。実際には100点未満になる受験生は少ないのできちんと受験してほしい。
【進学実績について】
- 2025年よりも2026年は国公立大進学者が増えた。
- 文系では早慶を選ぶ人が多いようだ。
- 獣医学部の特待生になった人もいる。
- 医学部医学科の合格も出るようになった。
- 海外の大学に挑戦する生徒もいる。
前年からの変更点
- クラス数の増減。中学で1クラス増やし6クラスにし、高校で1クラス減らす予定とのこと。
- 併願優遇入試で最低合格点の設定。100点未満は不合格になる予定。調査書を優先して評価するとのこと。
- 海外帰国生入試について、11月入試のみ実施(ロンドン会場を新設定)で、1月入試を廃止予定とのこと。
参加者の着目ポイント
- 説明会後、運よく教頭先生に個別に校舎を案内していただくことになりました。校内を見学中、生徒さんは積極的に挨拶をしてくださり、印象が良かったです。
- 生徒さんが快適に自習できる環境を提供していて、自習習慣を付けさせて、自主的に勉強・学習ができるようになるという印象を強く受けました。それによって難関大学の多数の合格につながっているのだと思いました。
- 高校の修学旅行でポーランドのアウシュヴィッツに行くことも可能であることは、非常にユニークな印象を持ちました。
- 本ページ掲載の情報はSAPIX中学部の独自取材によるものです。受験など重要な情報は生徒募集要項や学校ホームページで必ず確認してください。
- SAPIX中学部では学校説明会に参加することを推奨しています。本ページはあくまで「参考」と捉え、実際に学校に足を運んでみましょう。
- 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。