理念・方針

ごあいさつ

SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表 髙宮 敏郎

最近の四半世紀で、日本を取り巻く環境は一変しました。戦後続いてきた右肩上がりの経済成長の夢ははじけ、「失われた二十年」とも言われる長期間の景気低迷が続き、デフレ脱却を目指した昨今の金融・経済政策の効果にもさまざまな意見があります。広く世界に目を転じると、「ベルリンの壁」崩壊以後、交通手段や情報通信の飛躍的な技術革新を背景に、経済・政治・文化などの諸活動が、国家を超えて地球規模で行われるようになり、社会構造そのものも劇的に変わりつつあります。

グローバリゼーションの進展に伴って、将来を担う子どもたちには、多様なバックグラウンドや考え方を持つ世界の人々との対話がこれまで以上に求められるようになりました。入学試験において、特に難関大学では、コミュニケーションの基礎となる論理的思考力と記述表現力が重視されるようになっています。さらに、さまざまなイノベーションがこれまでの知識を一気に時代遅れにしてしまう社会では、知識の活用力に加えて、創造的で主体的な学びの能力も重要になってきます。

子どもたちは、すでに確立した知を学ぶだけではなく、直面する現実を自分の目で観察し、そこに問いを見出し、その課題を自ら解決する力を養う必要があります。そのためには、何よりも学ぶことを好きになることが大切です。楽しく学ぶことを通して身につけた能力は、社会という、より高いステージで実力を発揮するための根幹をなす一生の財産となります。SAPIXでともに学び、未来を切り拓いていきましょう。

SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表
株式会社日本入試センター代表取締役
髙宮 敏郎

SAPIXの特長

SAPIX中学部は、志望校合格はもちろんのこと、合格やその先を見据えた学力を養成します。

Lesson 授業
知的好奇心を刺激する少人数制 双方向授業

SAPIXの授業は生徒と講師の対話で進行する双方向授業。

自ら考えること、そして考えた内容を表現することで、主体的な学習姿勢が身につきます。生徒の思考を促し、知的好奇心を刺激する授業で、思考力と表現力を育みます。

また、SAPIXの講師は一つの科目を専任で指導しています。徹底した問題研究に基づいた知識を備えていますので、安心してお任せください。

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Text 教材
学習意欲をかき立てるオリジナルテキスト

授業および自主学習用テキストはSAPIXの講師が作成しています*

オリジナルテキストだからこそ、長年の知識と経験に基づく徹底的な入試問題分析をカリキュラムに反映できるのです。また、どの科目のテキストも、生徒の興味・関心を引き出し、学習意欲をかき立てるさまざまな工夫がなされています。

*小6対象の一部テキストを除く。

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Test 公開模試
実戦力・思考力を測る公開模試

SAPIXの公開模試は、難関高校を志望する生徒を受験指導するSAPIXの講師が作題しています。

最新の入試動向が反映されており、知識量を問う問題だけでなく、複数の資料から必要なデータを読み取って解答する記述問題など、考える力を試す問題を数多く出題します。

実戦に必要な思考力を測るのに最適な模試です。

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Data 分析・情報
徹底した入試問題分析・最新情報の提供

SAPIXでは、毎年変わる入試の出題傾向を徹底的に分析しています。

最新の情報とそこから得たデータを、データ集や情報誌などの刊行物はもとより、保護者会や個人面談を通じて、生徒・保護者の皆さまへ提供しています。

また、受験対策の指針や学校理解の場として活用いただけるイベントを、年間を通して開催しています。

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SAPIX中学部 ブランドムービー

合格、そしてその先へ

合格、そしてその先へ
(SAPIX中学部ブランドムービー1)

思考力と表現力を育む双方向授業

思考力と表現力を育む双方向授業
(SAPIX中学部ブランドムービー2)

授業へのこだわり 教える熱意

授業へのこだわり 教える熱意
(SAPIX中学部ブランドムービー3)

子どもの成長

子どもの成長
(SAPIX中学部ブランドムービー4)

学習システム

① 復習中心主義

SAPIXでは予習の必要はありません。それは授業に新鮮な気持ちで、好奇心を持って臨んでもらうためです。また、生徒が自ら関心を持って考え、学んだことを定着させるため、復習を大切にしています。

授業は理解・定着を重視

授業では、新たな単元を学習する「導入」と、学んだ内容の定着を図るための「演習」を繰り返します。「導入」では、講師が双方向授業を通して生徒の視点を共有し、学習内容を正しく理解するための工夫を加えながら授業を進めます。そして「演習」で、講師が的確なアドバイスをしながら、生徒の理解を深め、定着させます。また、集団授業ではありますが、生徒一人ひとりの疑問を大切にしています。生徒は分からないままにせずその場で解決し、講師はそれを生徒理解、授業構築の糧とすることで、お互いが相乗的に高め合い、より質の高い授業が展開されます。

自律的な学習習慣の育成

毎回の授業で出される自主学習(宿題)の内容は徹底した復習です。習ったことを記憶の新しいうちに見直すことは、知識の定着と深い理解へとつながります。自主学習をこなしていくうちに自然と実力が身につき、学ぶ楽しさを実感できるはず。そうして身につく学習習慣と、日々の授業が相乗効果となり、皆さんを大きく成長させます。

理解と定着度を測る仕組み

授業内で復習テストや確認テストを実施し、その結果を生徒一人ひとりへのアドバイスや授業での解説内容などに反映することで、生徒の理解を促進します。
また、中学1・2年生を対象に行う「マンスリーテスト」は、指定されたテキストの範囲から出題し、詳細なデータを掲載した成績表もお渡ししますので、個々に定着度を測ることができます。マンスリーテストのねらいは、学習内容を定着させることはもちろん、生徒自身が自分の定着度を把握し、学習プランを立てられるようサポートすることにあります。SAPIX中学部ではこうしたマンスリーテストを2ヵ月ごと実施し、生徒が学習のコツを掴むことができるよう後押しします。当然ながら、こうして培われた対応力は中学校の定期テスト対策にもつながります。

[例]中学2年生/学習サイクルのイメージ
② 学力別のクラス編成

平常授業のクラスは学力別の編成なので、実力の拮抗した仲間と学習しながら自分の限界を広げることができます。クラスに合った授業スピードと適切な演習により、学習効率を高めます。また、マンスリーテストやクラス分けテスト、公開模試により定期的にクラス替えを行いますので、教室には常に緊張感と生徒のやる気が満ちています。

さらに、早くから志望校を限定しないことで、特定の学校の出題傾向に縛られないカリキュラムを組むことができます。中学生は、心身の成長と共に希望や目標が変化する時期。私たちは、SAPIXで学ぶ中で当初の目標を大きく上回る結果を手にした生徒を数多く送り出してきました。また、生徒にとって高校合格が最終ゴールではありません。受験に限定した学習に陥らず、さまざまな問題へのアプローチ方法を学び、より高い目標を視野に入れ、将来につながる学力を身につけてほしいのです。

なお、志望校対策としては、「GS 特訓」「SS特訓(中3)」などの特別講座にて、志望校別クラスで実戦力の強化に特化した授業を行います。

③ 5科目型/3科目型の選択制

知識と知識の有機的な結びつきが学力を飛躍的に高めます。SAPIXは総合的な学力の育成を目指すとともに、受験校の選択肢をひろげるため、中学1年に進級以降は、5科目型と3科目型の選択制*です。

*小6生を除く。

④ 段階式指導システム

SAPIX中学部の授業は、学年が上がるごとに段階的に学習時間が増え、内容の深みやひろがりが増すように設計されています。

段階式指導システム

※授業曜日・時間帯等の詳細は、校舎案内にてご確認ください。

⑤ テーマ学習 と らせん型カリキュラム

SAPIXでは英語・数学・国語の3科目と同様に、理科・社会も重視しています。この2科目の学習は私たちの生活に深く結びついており、生徒一人ひとりの将来、職業選択にも関わり得る科目です。また、科目横断型の問題が出題される難関高校の入試では、主要3科目の中で、理社の知識を問われることがあります。生徒が興味関心をもって、知識を確実に定着させることができるよう、SAPIXの理社の授業では、次の二つの仕組みを取り入れています。

テーマ学習

理科・社会に関する興味・関心を引き出すため、テーマ学習を行います。分野にとらわれない柔軟なテーマ設定で、生徒の知的好奇心を刺激します。

テーマ学習の具体例[社会]

らせん型カリキュラム

同一分野を学年ごとに繰り返し学習しながら、段階的に高みを目指します。4年間で受験に必要な学力を身につけ、将来につながる知識を習得します。

らせん型カリキュラムのイメージ
らせん型カリキュラムの具体例[理科]

科目別指導方針

英語 添削指導を通して、表現力を高める

[家庭学習用]英語音声トレーニングソフト(アプリ)「MyET」(中1・2・3生対象)
指導方針

「通常の英文では主語・動詞の語順であるのに、“There is a book on the desk.”という文では、なぜ、主語である“a book”と動詞である“is”が逆の語順になるのか?」といったさまざまな「なぜ?」を繰り返し、暗記だけでは得ることのできない深い理解へ導きます。知識の定着も疎かにはしません。語学である以上、文法と語彙の知識は絶対に必要です。SAPIXでは中学2 年の夏期講習までに公立中学校3 年間の学習内容をほぼ終了します。その後は重要単元を繰り返し、知識をさらに深め、ひろげる指導を行います。

知識と思考を結びつける、それがSAPIXの英語学習です。また、SAPIXは添削指導にも力を注いでいます。難関校では論理的な発想が求められる英作文が出題されます。書く→添削→修正を繰り返し、表現力を高めて、理想の文章が書けるようにトレーニングします。

テキスト
主教材「MAIN SAPIX」は主に重要事項の説明と演習問題で構成されており、大変使いやすい教材です。また音声教材も充実しており、インターネット環境があれば、「SAPIXマイページ」より、いつでもどこでも音声教材を視聴・ダウンロードすることができます。
授業
英作文演習などの場面では、クラス内で解答を共有することが大切です。生徒は他の生徒の発言から多くのことを学びます。

数学・算数 公式に頼らず、思考力を育てる

指導方針
学年ごとの学習区分にはこだわらず、高校入試に必要な事項を優先的に進めていきます。中学2年終了時には公立中学の3年間の学習課程をすべて消化し、中学3年では、入試を想定したより実戦的な学習を行います。カリキュラムは重要な単元を早めに学習し、少しずつレベルを高めながら繰り返していくことが特徴です。
テキスト
主教材「MAIN SAPIX」は、高校入試問題を分析し、重要な内容をしっかり定着できるように作られています。長年にわたって蓄積された指導ノウハウが凝縮された教材で、毎年の改訂により、最新の出題傾向にも対応しています。また、家庭学習専用教材「repeat & Repeat」は、既習範囲の定着用教材で、授業で学習した内容の反復演習ができるテキストです。平常授業に加えて、復習をどのように行っていくのかを自ら計画して進めることで、主体性を育てることを意図しています。
授業
他科目と同様、活発な議論のもと、授業が進行します。特に中学1年および中学2年の授業では生徒とのコミュニケーションを重視し、生徒自身に「なぜそうなるか」を考えさせながら、双方向授業が行われます。数学と言えば、さまざまな公式を学習しますが、SAPIXでは過度に公式に依存した解法を奨励していません。生徒の「なぜ」「どうして」を大切にしています。

国語 読解力・表現力・語彙力をバランスよく育成する

指導方針
高校受験の現代文は、説明的文章(論説)の出題が中心で、読解には論理を正しくつかむ技術が求められます。また、現在の入学試験では、記述力を重視する傾向が見られますが、的確な記述には、それを支える語彙を増やすことも大切です。①論理的読解力②記述表現力③語彙力の三つをバランスよく育成できるように、指導計画を組んでいます。
テキスト
主教材「MAIN SAPIX」および小6用教材「コアマスター」は、各回とも読解問題から漢字、語句などの知識事項までを網羅しており、自主学習で知識の定着を図ることができます。一冊で授業から自主学習まで、一貫性のある学習ができる機能性と学習効果に優れた教材です。
授業
授業では問題文から派生するさまざまなテーマに説明が及び、多角的な視点から理解を深めることができます。また、講師を介して、活発な議論が交わされます。他の生徒の意見を聞くことで、新たな学びが得られるでしょう。

理科 科学的な探究心を養い、問題解決能力を高める

指導方針
理科ではまず、知識を習得し、思考力を育む土台を作ります。そうして得た知識によって、さまざまな身近な現象を理解したうえで、さらなる疑問を提示し、科学的な探究心を養います。さらに、問題演習などを通して、知識と知識を結びつけて応用する力を身につけ、難関校入試の対策はもちろん、将来につながる問題解決能力を高めます。
テキスト
知識を定着させるため、主教材「MAIN SAPIX」および小6用教材「コアマスター」に単元ごとの確認テストを用意しており、これらを仕上げることで、受験の基礎が身につきます。また「MAIN SAPIX」では、星の数を活用することで、志望校にあった学習ができます。
授業
「植物と動物って、何が違うの?」そんな身近な「なぜ?」が私たちの理念である思考力学習のスタートラインです。小学6年から中学2年では解説と討論が授業の中心となります。生徒は自分で考える力を培うとともに、講師の話を聞くだけでなく、他者の意見を聞くことでも大きな学習効果を得ます。中学3年生は入試に向け、実戦的な問題に取り組みます。

社会 テーマ学習で興味・関心を育てる

指導方針
社会科の学習内容には、歴史の流れ、気候・作物の関係と、そこで生きる人々の生活などの豊かなストーリーが含まれています。SAPIXでは、地理や歴史といった単一分野の学習にとらわれず、あらゆる分野を総合した文字通りの「社会科」として、テーマ学習を進めます。分野の壁をとりはらった横断的なカリキュラムにより、社会への興味・関心を抱き、社会を形作るしくみに気づき、その本質について考える学習が私たちの目標です。
テキスト
主教材「MAIN SAPIX」および小6 用教材「コアマスター」はカリキュラムにあわせ、テーマ別に編成されています。生徒の興味・関心を引き出す設問をきっかけに知識を広げ、理解を深められるよう構成されています。
授業
「大航海時代は、世界の食生活をどのように変えたのか?」
「大統領制と議院内閣制の長所と短所はそれぞれ何か?」
こうしたテーマについて学び、クラス全体で課題を考えます。ディスカッションの過程で、生徒は多くの学びを得ることができ、そこで得たものは単なる知識を超えた、社会を見るものさしとなります。
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