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【学校説明会報告書】東京都立青山高等学校

【学校説明会報告書】東京都立青山高等学校

基本情報


【学校名】
東京都立青山高等学校

【所在地】
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-1-8

【交通アクセス】
東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」徒歩15分
JR中央・総武線「信濃町駅」または「千駄ヶ谷駅」徒歩15分

【ホームページ】
https://www.metro.ed.jp/aoyama-h/

【創立】
1940年

【SAPIX偏差値】
50

地図


スクールライフ


【男女別】
共学校

【附属中学】
なし

【附属大学】
なし

【学年規模】
280名

【制服】
標準服

【プール】
あり

【食堂】
なし

【購買】
あり

【寮】
なし

【帰国入試】
なし

【登校時間】
8:30

各種データリンク


【入試結果】
 

【進学実績】
https://www.metro.ed.jp/aoyama-h/career/course.html

【募集要項】
 

【SAPIXによる入試問題分析】
https://www.sapix.co.jp/lab/42476/

説明会内容


【説明会名称】
塾対象学校説明会

【説明会日時】
2026年6月17日(水) 10:00~11:20

【説明会実施会場】
都立青山高等学校5階ホール

  • 進学指導重点校/英語教育研究推進校/DX推進校
  • 他の進学指導重点校は1学年8クラスだが、青山高校は1学年7クラス設定。
  • 立地が最高。銀座線外苑前から徒歩3分。スポーツ・文化・芸術の発信地であり、自然にも恵まれている。
  • スクールミッションは、社会をより良くしようとする意志と崇高な理想をもったグローバルリーダーになり得る人材を育成すること。
  • 「3兎を追う!」をスローガンに、学習、部活動、学校行事すべてに情熱を注ぐ。
  • 「授業が命」。公募制による質の高い教員集団で、6月にはお互いに授業を見合う月間を設けるなど、国公立大の二次試験の指導を全員ができるように日々研鑽を積んでいる。
【学習指導】
  • 1~2年生は共通履修。授業を基本に「学年数+2h」の自学自習を目標に、予習と復習を徹底している。
  • 3年生では志望に応じて選択履修。
  • 平成17年より土曜日授業を導入。平日が6限目までとなり、そのぶん放課後のサポートを強化。
  • 長期休業日以外に平日18:00~19:30や土曜授業のない日に特別講習を設定。朝の授業前に開講している先生もいる。
  • 自習室は、平日7:30~20:00、土曜は18:00まで利用が可能。席が埋まるときは5階ホールも開放しているほか、令和7年度からは図書館を18:00まで開館。生徒のセルフマネジメントに期待。
  • 職員室前には質問スペースがあり、朝から埋まっていることも多い。
  • 令和7年12月時点で塾や予備校に通っていない生徒の割合は、1年生87.5%、2年生86.8%、3年生46.4%(例年は1/3ほど)。
【英語】
  • GTEC(4技能・1280点満点)を全員が受験。2025年は、高1の平均点は1002点、高2の平均点は1032点。
  • 高1の12月にはTGG(Tokyo Global Gateway)を活用。
  • 留学や海外派遣事業に参加する生徒が増加している。2026年はイギリスに派遣予定。(校内選考倍率5.3倍)
【テスト】
  • 校内作成学力テスト 1年:2回 2年:2回 3年:1回 ずつ実施。
  • 外部模試 1年:3回 2年:3回 3年:5回 ずつ実施。進路指導の資料とする。
【進路指導】
  • 卒業生の言葉を掲載した「進路ノート」を年初に配付。
  • 2年の秋には文理選択を決定。担任との個別面談を通じて決めていく。
  • 全学年で「進路ガイダンス」を実施し、学習についての心構えや大学情報などを提供している。
【部活動】
  • 運動部16文化部10同好会1
  • 入部率は108%。兼部が可能。
  • 活動時間は15:15~16:50(延長17:30)。その後20:00まで自習をするというルーティンができている。
【学校行事】
  • 6月体育祭、9月外苑祭(2026年は8/29・30)、2月神宮記録会。2026年の体育祭では生徒の希望により女子も騎馬戦を実施。
  • 文化講演会では、小池都知事の講演やオリンピアン派遣、がん教育の講演などを実施。
【入学者選抜状況等】
<推薦に基づく選抜>
  • 全体の20%を推薦で選抜する。調査書450点+個人面接100点+小論文500点。
  • 小論文は2024年より従来50分だった試験時間を60分に変更して実施。よりじっくり考えて解答してほしい。
  • 小論文は、社会的分野と理科的分野からそれぞれ1題ずつ出題する。
<学力検査に基づく選抜>
  • 筆記試験700点+調査書300点+スピーキングテスト20点の1020点満点で合否判定する。
  • 筆記試験は100点×5科目の500点を1.4倍して700点に換算する。
  • 筆記試験の英語・数学・国語は自校作成問題を使用し、理科・社会は共通問題を使用する。
  • 調査書は実技4科目を2倍換算し、換算後内申65点を約4.6倍して300点に換算する。
  • スピーキングテストの平均スコア等は非公表。
  • 男女別定員枠の撤廃により女子が多く入学しているが、学校生活への影響は少ない。
【自校作成問題の分析】
<英語>
  • 出題方針:簡単な英語を聞いたり読んだりして、話し手や書き手の意向などを理解するとともに、自分の考えなどを表現するコミュニケーション能力をみる。
  • 総語数は今回初めて3000語を超えた。増加していることに批判もあるかもしれないが、得点への影響は小さい。共通テストが長文化していることもあり、問題の質を重視しているので傾向を変える予定はなし。
  • 平均点60.1点。昨年度に続き理想的に出た。
  • 得点率が低かった問題は以下の通り
  • 大問2問6 副詞・冠詞のミスによる。普段生徒にも伝えているが、“ゆるふわ”で読まない、速読を重視するあまり細部を見落とさないことが大事。
  • 大問3問6 文法知識で解けていない。なお模範解答以外も許容している。(詳細は公開なし)
  • 大問3問7 抽象化+言語化が問われたのでかなり難しい設問ではあった。総合的英語力が試された問題。
  • 自由英作文は、2025年は白紙解答が多かったが、2026年は減った。引き続き捨てずにしっかり得点してほしい。ディベートで肯定意見と否定意見どちらも考えるなどの対策がよいだろう。
  • 他教科や時事への関心、正確な読解、音読・多読・精読などを積むのが効果的。
  • 丁寧な字で書く。語彙・文法の誤りをなくす。environmentが書けていなかった。
  • 生徒は和訳を重視しがちだが、日本語→英語の変換を考えるのも効果的だと思う。
<数学>
  • 出題方針:数量や図形などに関する基礎的・基本的な事項についての知識及び技能をみるとともに、これらを活用して問題を解決するために必要な数学的な思考力、判断力、表現力等をみる。中学生が知らないような定理公式を使わせるトリッキーな出題は避けている。
  • 闇雲に解き進めるのではなく、出題者の意図を考えてから計算を始める冷静さを要求している。
  • 難化させることはない。きちんと解ける・読めることを大事にしてほしい。文中のヒントや誘導に気づけば解けるように作っているが、気づけていない生徒が多い。→特に大問4問2
  • 正答率が低かった問題は、大問2問3。大問3問2(2)は時間がかかったと推測。大問4問2はスタンダードな出題だが見づらくはある。とはいえヒントがあるので諦めず解いてほしい。
<国語>
  • 出題方針:国語で正確に理解し、適切に表現する能力をみるとともに、思考力や想像力を総合的にみる。
  • 大問1・2 漢字は、難問は出さない、知らない言葉は出さない方針。語彙は入学してから鍛える。
  • 大問3 得点率7~8割。題材もわかりやすく、受験生も読めていたという印象。中学レベルをしっかり理解していれば解けるように作っている。
  • 大問4 得点率6割。生徒が読んだあとに気づきを得ることを意識して作題。問5の200字作文もそれを踏まえて出している。
  • 200字作文は近年、「①筆者の主張→②自身の経験→③抱負」という流れが受検生の間で定式化している。自身の考えが正確に伝わるように、意見を論理的に表現する能力を今後も求めていく。
  • 大問5 得点率5割だが、青山高を受けるレベルの生徒は理解できるだろう難度。時間配分で失敗している可能性もあると思う。実際に様子を見ていると順番に解く生徒が多い。
【大学進学状況】
  • 進学率・・・国公立:33.8% 私立:39.6% 浪人:26.8%
  • 浪人生の割合が久しぶりに増えたが、新課程になる以前の数値に戻ったという認識。先輩たちの背中を見て自分も難関大に挑戦したいという層が増加しているという背景もある。
  • 医学部への進学も安定してきた。医学部を考えている中学生にもぜひ青山高校を検討してほしい。
  • 指定校推薦枠は80大学約430人と多数。利用者は少ない。

前年からの変更点


  • 2026年度から異動により校長に内田隆志氏、副校長に天野大輔氏が就任。内田校長(前職・三田高校長)は大学入学者選抜協議会の委員を務めた経験なども活かし大学入試での成果を出したいとのこと。

参加者の着目ポイント


  • 大学入試のサポートに力を入れていて、自分で勉強する姿勢があれば学校で完結できるようにする、という意志を感じました。進路指導についても「学力だけでなく戦略も大事。生徒が自分自身で考え、可能性・関心が高い進路を見つけられるよう取り組んでいます」と熱く語っていました。
  • 入試問題には共通して、日頃からしっかり「読む・考える・書く」の基本に取り組んでほしい、というメッセージが窺えました。国語の先生からは「“進学指導重点校だから”難しそう、と諦める生徒がいたら、『ちょっと頑張れば行けるよ!』と背中を押してほしい」という言葉がありました。
  • 学習、部活動、学校行事の“三兎”を追おうという意欲は在校生・先生双方が持っているのだと思います。

  • 本ページ掲載の情報はSAPIX中学部の独自取材によるものです。受験など重要な情報は生徒募集要項や学校ホームページで必ず確認してください。
  • SAPIX中学部では学校説明会に参加することを推奨しています。本ページはあくまで「参考」と捉え、実際に学校に足を運んでみましょう。

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