明治大学付属世田谷高校 2026年 教科別入試問題分析
英語

1 適語選択:小問数5
英文の空所に入る語句を選択する問題です。中学校で学ぶ基礎~標準レベルの文法知識が中心ですが、自動詞/他動詞や代名詞の区別など、やや悩みそうな問題もあり、注意が必要でした。
2 並べかえ英作文:小問数5
不要な語が含まれている形式で、意味や役割が似ている2つのうちどちらを不要語とするかの判断に迷う受験生も多かったと思われます。高校範囲の文法知識が必要なものも1問含まれていました。
3 同意文完成:小問数3
空所を含む英文が、与えられたもう一つの英文と同じ意味になるように、空所に適語を補う形式です。3問とも中学校レベルの基礎的な問題で、ミスなく正解したいところです。
4 ポスターの読み取り(約130語):小問数10
「菊祭り」の開催概要を記したポスターに書かれている情報を読み取って答える内容把握問題が中心です。必要な情報を素早く正確に読み取ることが求められますが、選択肢に示された情報はおおむねポスターに書かれている通りで、解きやすかったと思われます。
5 対話文の読解(約420語):小問数11
男女二人が週末の予定について相談している対話文です。大問4同様、内容把握問題が出されましたが、語数はそれほど多くないので、素早く正確に読めれば高得点が見込めました。
6 スピーチの読解(約310語):小問数13
2025年8月に広島で小学生が発表した、原爆に関するスピーチが題材です。本文で使われている語彙のレベルは標準的ですが、一部tragedyやdutyなど、やや難しい語も注釈なしで登場しています。単語を文脈に合う形に直すといった文法知識寄りの出題がある一方、部分和訳・英訳など記述の出題もあり、2026年の明大世田谷高の入試問題の中では最も英語の総合力が求められた大問と言えます。
| 年 | 長文読解 | 記述 | 文法 | リスニング | 発音・語彙 | |||||
| ① | ② | ③ | ④ | 日本語 | 英語 | 大問 | 長文内 | |||
| 2026年 | 対話文 | スピーチ | - | - | ● | ● | ● | ● | ● | |
| 2025年 | ||||||||||
| 2024年 | ||||||||||
| 2023年 | ||||||||||
| 2022年 | ||||||||||
数学

1 計算問題
(1)正負の数、(2)文字式、(3)平方根、(4)連立方程式、(5)因数分解、(6)二次方程式からなる計算問題でした。どの問題も計算ミスをしないように手早く処理したい大問でした。
2 小問集合
(1)式の値、(2)さいころの確率、(3)平方根、(4)文章題、(5)一次関数、(6)平面図形、(7)円と角からなる小問集合で、どの問題も類題を解いたことがあったと思われます。(5)は複数解答、(6)は図が与えられていませんが、あまり時間をかけずに正解したい大問と言えるでしょう。
3 空間図形
与えられた展開図を組み立てた正四角錐の切断を考える問題でした。(1)、(2)は悩むことなく正解したい問題です。(3)は切断面の面積を求める問題ですが、一度は解いたことのある受験生が多かったと思われます。辺の長さを求めることができれば正解できたことでしょう。
4 文章題
3種類の食塩水の濃度について考察する問題でした。(1)、(2)ともに問題文をよく読み、正確に立式することが求められました。特に(2)は計算もやや煩雑になるため、焦ってミスをしないようにしたいところです。
5 二次関数
放物線と円が絡む問題でした。問題の条件から正確に図を把握できたかどうかが鍵だったと思われます。正確に把握できれば(1)、(2)は正解を導けたことでしょう。(3)は解き方に悩み、正解できなかった受験生も少なくなかったと思われます。
| 年 | 計算問題 | 整数 | 作図 | 証明 | 文章題 | 円 | 平面図形 | 関数 | 二次関数 | 場合の数 | 確率 | データの活用 | 空間図形 | 球 |
| 2026年 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
| 2025年 | ||||||||||||||
| 2024年 | ||||||||||||||
| 2023年 | ||||||||||||||
| 2022年 |
国語

1 漢字の読み取り
漢字の読み取りが5問出されました。一部なじみの薄い語句も含まれていますが、全体としては標準的な難度です。
2 漢字の書き取り
漢字の書き取りが5問出されました。受験生にとってなじみの薄い語句も出されています。
3 網野菊『風呂敷』
重病の恩師のことや、うまくいかない私生活のことで思い悩む主人公の心理を描いた小説文からの出題です。平易な言葉で書かれていたので読みにくさはありませんでしたが、4ページ強と長めの文章で、登場人物が多く、また受験生にとってなじみのないテーマであったため、内容把握が難しかったと思われます。記述はありませんでしたが、時間のかかる抜き出し・記号選択が出され、中には慎重に吟味しなければならないものもあり、大問4よりも大問3の方が難度が高かったと思われます。知識については語句の意味を問うものや口語文法、文学史が出されましたが、いずれも標準的な難度です。
4 牧野智和『社会は「私」をどうかたちづくるのか』
2人の社会学者の「自我の形成」についての議論を紹介した論説文からの出題です。全体として論旨は明快であり、読解に苦労した受験生は少なかったと思われます。一方で、大問3と同様に文章量が多かったため、時間はかかります。制限字数40字以内の記述が出されましたが、根拠となる箇所を本文から見つけられれば、確実に得点につなげることができるものでした。抜き出しを中心に小問数も多く時間がかかるため、テンポよく解答していく必要はありましたが、これらは総じて標準的な難度だったので、確実に得点したいところです。
| 年 | 文章1 | 文章2 | 文章3 | 文章4 |
| 2026年 | 網野菊『風呂敷』 | 牧野智和の文章 | - | - |
| 2025年 | ||||
| 2024年 | ||||
| 2023年 | ||||
| 2022年 |