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中央大学高校 2026年 教科別入試問題分析

中央大学高校 2026年 教科別入試問題分析

英語

1 物語文の読解(約800語):小問数10

パン屋を営む主人公が、客として来店した魔女とのやり取りによって、さまざまな困難に見舞われる物語です。登場人物の心情を読み取るといった内容把握問題が中心で、下線部と同じ内容を表す本文中の部分を抜き出す問題も特徴の一つです。英文自体は読みやすく、設問も落ち着いて考えれば多くの問題で正解できるレベルでした。

2 説明文の読解(約430語):小問数7

お化けの存在を科学的に証明しようとする活動を行っている人物がテーマの文章でした。大問1同様に抜き出しの問題が出されています。並べかえ英作文はやや難度が高く、時間がかかったと思われます。文章自体はそれほど長くないので、段落ごとの要旨を掴みながら読めればそれほど苦労しないレベルでした。

3 説明文の読解(約430語):小問数8

気球で空を飛ぶことの歴史について書かれた文章です。設問は本文中の8か所の空所に入る語句を選ぶ問題ですが、文法知識のみで解けるのは2か所のみで、ほかはすべて前後の文脈を把握して答える必要がありました。

4 適語選択:小問数9

英文内の空所に入る適切な語句を選ぶ形式で、中学校で習う基礎~標準的な語彙・文法知識が問われました。どれも正解したいレベルで、差はそれほどつかなかったと思われます。

5 並べかえ英作文:小問数3

与えられた日本語の意味になるように、語句を並べかえる問題です。大問4同様、中学校レベルの標準的な構文知識があれば正解できたと思われます。

6 リスニング:小問数15

モノローグ、対話文の内容に合うものを選ぶ選択問題が10問と、放送内容の書き取り問題が5問出されました。書き取り問題でスペリングがやや難しめの単語が扱われましたが、おおむね標準的なレベルだったと思われます。

長文読解 記述 文法 リスニング 発音・語彙
日本語 英語 大問 長文内
2026年 物語文 説明文 説明文
2025年 物語文 説明文
2024年 物語文 説明文
2023年 物語文 物語文
2022年 物語文 説明文

数学

1 小問集合

二次方程式、平方根、整数の3問構成による小問集合でした。問1は基本問題で、問2は計算ミスに注意して得点したいところです。問3も誘導に従えば正答を導くことができたと思われます。

2 文章題

選挙における各年度の投票数の割合を求める文章題でした。問1から複数の条件をもとに場合分けをして適切な数字を求める必要があり、難度の高い問題でした。時間内に処理するのは難しく、ほかの大問に時間をかけたいところです。

3 二次関数

与えられた線分比から、座標や直線の式を求める二次関数の問題でした。どれも典型問題なので、完答を目指したい大問でした。

4 確率

さいころの出た目に従って円周上を移動する確率の問題でした。類題を解いたことのある受験生も多いかと思われます。図や表を使い、問題文に注意して丁寧に処理したい大問でした。

5

特別角や相似を利用する円の問題でした。問1は基本問題です。問2と3は注目すべき図形に気づけたかどうかがポイントでした。

6 空間図形

立方体の内部の図形について考察する問題でした。必要な平面を抜き出すことができれば、問1、2は典型的な平面図形の問題です。問3は適切な相似を作れたかどうかで差がついたことでしょう。

計算問題 整数 作図 証明 文章題 平面図形 関数 二次関数 場合の数 確率 データの活用 空間図形
2026年
2025年
2024年
2023年
2022年

国語

1 漢字の書き取り・読み取り

書き取り5問、読み取り5問の計10問が出されました。全体的に難度が高い傾向にあり、日常生活ではあまり見かけない言葉も出ています。

2 毛内拡『「頭がいい」とはどういうことか』

アートを理解する脳の働きについて述べた論説文からの出題でした。具体例が多く、読みやすいものでした。設問形式はバリエーションに富んでいて、知識も2問出されました。なかでも記号選択は難度が高く、文章の深い理解ができているかどうかが鍵でした。

3 瀧羽麻子『博士の長靴』

家庭教師をしている苦学生を描いた小説文からの出題です。難解な語句はなく読みやすいものですが、7ページを超える文章量で時間配分に注意が必要です。設問は、大問2同様に偏りのない構成でした。内容一致の記号選択と記述は難度が高めで、記述は設問条件を正しく理解する必要がありました。

4 『臍が茶』

ある男が本妻を決めるという内容の古文から出題されました。例年、大問4~6は問題が少ないので、手短に処理して大問2・3に時間を割きたいところです。記述が1問出されましたが、書くべき内容を1行に収める力が求められました。

5 漢文

短文の一部を書き下しするものと、返り点をつけるものが1問ずつ出されました。基本的な漢文の知識があれば十分得点できるものでした。

6 国語の知識

文学史、口語文法について計4問出されました。文法は細かい部分まで勉強しておく必要があります。

文章1 文章2 文章3 文章4
2026年 毛内拡の文章 瀧羽麻子『博士の長靴』 『臍が茶』
2025年 藤田正勝『日本哲学入門』 原田マハ『緑陰のマナ』 『詞葉の花』
2024年 今井むつみ・秋田喜美『言語の本質』 有川浩『ヒア・カムズ・ザ・サン』 『鳥の町』
2023年 鈴木宏昭の文章 保坂和志『生きる歓び』 『臍くり金』
2022年 バトラー後藤裕子の文章 遠藤周作『夫婦の一日』 『華えくぼ』

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