開成高進学【保護者】2024受験体験記(A・Kさん)

息子を支えてくれたSAPIX

開成高進学
併願合格校:渋谷幕張高、早大学院、早大本庄学院

A・Kさん
●お子さまの名前 Tさん
(練馬区・谷原中学校)

「やった!合格した!」

弾む声。全ての合格発表を笑顔で確認することが出来るなんて、一年前には想像していませんでした。

息子は、小学六年生の年明けに入塾しました。当初は順調かと思われた中学校生活でしたが、しばらくするとサッカー部のハードな練習と勉強の両立に苦労するようになりました。中学一年生の夏休み、早朝から部活の試合に行き、塾の最寄り駅で私と待ち合わせをして部活の道具と塾の荷物を交換し急いで夏期講習に向かう、という日が続いた時は、中学生ってこんなに忙しいんだと驚きました。特に、中学三年生が始まってから部活を引退するまでは、受験学年になって増えた授業と課題に対応することが難しくなっていたようです。「自分だけ何も理解出来ていないような気がする」「他の皆がはるか高いところにいるように思える」と弱音を吐くようになりました。テストの度に落ち込む姿を見るのは忍びなく、「無理しなくても行ける高校にしてもいいんだよ」と声をかけたくなったこともありましたが、憧れの学校を諦めたくない息子にそのようなことを言えるはずもなく、ただただ見守るばかりでした。

そんな息子を支えて下さったのは、SAPIXの先生方です。息子が自信をなくした時には励ましを、気が緩みそうになった時には厳しい言葉を、その時その時に必要な対応をしてくださいました。勉強面については親が中途半端に関わっても本人が混乱すると思って先生方に全面的にお任せしたのですが、お陰様で部活を引退した夏休みからは、前向きにがむしゃらに勉強に打ち込むことが出来ていました。受験初日の前日、担任の先生からお電話をいただいたのですが、励まし、アドバイスをいただいたことで、緊張していた息子の肩の力がすーっと抜けたのが、側で見ていて分かりました。受験期間中、息子は入試の後に毎回必ずSAPIXに立ち寄ってから家に帰ってきたのですが、そんな息子を先生方は話を聞いてくださるなどして最後までずっとフォローして下さいました。勉強面だけでなく、精神面でも支えていただいたと感じます。

先生方とスタッフの皆さま、優秀な上に努力を惜しまないクラスの皆さん。SAPIXでなければ息子はここまで頑張れなかったのではないかと思います。本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。