2022年度 学年別カリキュラム(中学1年生)

英語

中1の前期は動詞の正しい用法の習得を目指し、be動詞・一般動詞をレベルを上げながら繰り返し学習します。その上で、夏期講習では「進行形」「助動詞」「過去形」、さらには「未来形」まで踏み込みます。

中1後期は、表現の幅が広がり、英語の楽しさを実感できる時期です。特にポイントとなるのは、時間・距離・天気などを示す際に用いる「Itの特別用法」、日常会話で最も使用頻度の高い時制である「過去形」、形容詞・副詞を用いた表現である「比較」の三つです。テキストの巻末には、単元ごとの必修単語・例文を収録しており、単語テスト・例文書き取りテストも実施。繰り返し学習することで、単語力・文法力が着実にアップし、新しい単元もスムーズに理解できます。

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前期

3月期 ①English Words
②be動詞〔肯定文〕
③be動詞〔否定文/疑問文〕
④be動詞〔I/you〕
春期 ①be動詞〔復習〕
②一般動詞〔基礎〕
③一般動詞〔can〕
④一般動詞〔who/what〕
4月期 ①一般動詞〔肯定文〕
②一般動詞〔否定文/疑問文〕
③疑問詞〔基礎〕
④疑問詞〔応用〕
5月期 ①一般動詞〔復習〕
②命令文〔be動詞/一般動詞〕
③命令文〔助動詞〕
6月期 ①複数形〔規則変化〕
②複数形〔不規則変化〕
③存在を表すbe動詞
7月期 ①②There構文〔基礎〕
③過去形〔be動詞〕
③過去形〔一般動詞〕
④不定詞/動名詞〔基礎〕
夏期 ①②Review
③疑問詞〔Who/What/Which〕
④疑問詞〔how/why〕
⑤熟語表現
⑥There構文〔重要事項〕
⑦命令文
⑧Basic Reading
➈⑩過去形
⑪⑫進行形
⑬⑭助動詞
⑮未来形〔基礎〕
⑯Basic Reading
★SAPIX Spelling Contest(SSC)

後期

9月期 ①②Review
③④Itの特別用法〔基礎・応用〕
10月期 ①形容詞/副詞〔基礎〕
②感嘆文〔基礎〕
③Basic Reading
11月期 ①②過去形〔復習〕
③④接続詞
12月期 ①②文型〔基礎〕
③比較〔基礎〕
④Basic Reading
冬期 ①形容詞/副詞〔まとめ〕
②比較〔同等表現〕
③比較〔比較級〕
④比較〔最上級〕
1月期 ①感嘆文〔まとめ〕
②③5文型〔基礎〕
2月期 ①比較〔まとめ〕
②基本時制/助動詞
③文法総復習

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    be動詞とは、状態や存在を表す動詞で、同じ時期に学習する一般動詞とは区別する必要があります。否定文・疑問文の作り方もそれぞれ異なります。be動詞(現在形)は‘is’‘ am’‘ are’の3種類しかありませんから、まずはこれらの使い方をしっかり覚えていきます。
  • 7月に学ぶ「There構文」ではsomeとanyの使い分けに触れます。一般的な中学生向けテキストでは、「some=肯定文」、「any=否定文、疑問文」という説明にとどまりますが、ここではsomeが疑問文で用いられる例/anyが肯定文で用いられる例を示しながら、some=「具体的な数・量をごまかす」、any=「全てを含める」というコアイメージに触れます。これは中2以降の本質的な理解への種まきとなります。
  • 10月から冬期にかけて学ぶ形容詞と副詞は、修飾する相手がそれぞれ異なり、文中のどこに置くかにも注意が必要です。特に冬期講習では、形容詞と副詞の応用表現である「比較」を学習することにより、伝えたい内容をより豊かに表現できるようになります。
★小6~中2生を対象に、英単語の知識を問う「SAPIX Spelling Contest(SSC)」を実施し、語彙を強化します。

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数学

夏期講習までは計算力を身に付けることが目標です。計算がメインではない内容もありますが、この時期に学ぶ「文字式」や「方程式」は今後の学習の核となります。夏までにしっかりとした計算力を、夏休みには計算だけでなく図形の基礎を身に付けることを目指します。

9月以降は「関数」と「相似」を学習します。中2で受験に直結する内容まで深く掘り下げて学習する重要単元ですので、中1ではその考え方を確実に定着させることが大切です。また、入試に向けた準備を後回しにしがちな「場合の数」「不等式」といった単元もこの時期から学習し、中2・中3ではより確実な定着を目指します。

月に一度配付するテキスト『repeat&Repeat』を活用し、学習習慣の確立と維持を目指しながら、既習の基本事項を反復演習し、鍛えていきます。

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前期

3月期 ①分数の計算
②割合
③比
④平行線・三角形と角度
春期 ①割合・比の確認
②三角形と四角形の面積
③多角形と角度
④多角形の把握
4月期 ①正負の数の加減
②正負の数の乗除
③正負の数の絶対値と四則
④文字式のルール
5月期 ①正負の数の累乗とまとめ
②文字式の累乗と加減
③文字式と分配法則
6月期 ①直線図形
②方程式〔基礎〕
③方程式
7月期 ①三角形の合同条件
②三角形の相似条件
③文字式と式の値
④円とおうぎ形
夏期 ①規則性と数列
②方程式の利用
③等式変形
④柱体と角錐
⑤円錐
⑥連立方程式〔基礎〕
⑦直角三角形の合同条件
⑧連立方程式
⑨三角形と相似
⑩文字式の利用
⑪文章題〔数量・整数〕
⑫相似と長さ
⑬文章題〔食塩水〕
⑭面積比
⑮文章題〔速さ〕
⑯空間上の直線と平面

後期

9月期 ①座標平面
②比例
③反比例
④素因数分解
10月期 ①約数
②倍数
③関数のまとめ
11月期 ①三角形の定義と性質
②四角形の定義と性質
③作図〔基礎〕
④作図
12月期 ①球と回転体
②一次関数〔変化の割合〕
③一次関数〔直線の式〕
④一次関数〔平行と垂直〕
冬期 ①不等式〔基礎〕
②立体のとらえ方
③不等式
④平行線と相似
1月期 ①樹形図
②順列
③組合せ
2月期 ①平行四辺形と相似
②2組の相似〔基礎〕
③2組の相似

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  • 前期の課題は計算力を高めること。「正負の数」「文字式」「方程式」という3単元でじっくりと計算練習に取り組みます。この時期に高い計算力を身に付けることで、夏期講習で扱う「連立方程式」の学習がスムーズに進みます。
  • 「図形の合同」「図形の相似」「立体図形」など、図形の基礎を一通り学習します。入試で他の分野との複合問題が出される単元も含まれています。扱う内容が幅広いので、1回1回の授業で確実な理解と定着を目指します。
  • 12月以降、重要単元である「一次関数」を学習します。なかでもしっかりと定着させてほしいのが関数の式の求め方。与えられた条件ごとに計算方法が異なります。反復練習し、迷わずミスなく答えを導けるようトレーニングします。

国語

中1は、芽が出たばかりの植物が上に向かって枝葉を伸ばしていく時期です。さまざまなジャンルの文章を読み、多様な考え方や感じ方を吸収することが大切です。

まず、主張を踏まえ順序立てて理解する「論説文」、登場人物の心情をつかみ状況を判断する「小説文」などから、読解力を養います。その上で読解した内容や考えたことを表現し、記述力を磨きます。①文章のテーマをとらえ自分の言葉で表現する ②内容を順序立ててまとめる、これらを繰り返すことで、国語力のベースとなる文章への深い理解と表現力が養われ、中2に向けて「読む力」「書く力」を身に付けることができます。

また、毎回の授業で漢字テストを行い、語彙の増強を図ります。

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前期

3月期 ①~④作品鑑賞シリーズ〔小説〕
春期 ①~③表現〔小説〕
④表現〔論説〕
4月期 ①論説の基礎〔総論〕
②論説の基礎〔指示語〕
③論説の基礎〔接続語〕
④作品鑑賞シリーズ
5月期 ①随筆の基礎〔総論〕
②随筆の基礎〔テーマ〕
③小説の基礎〔総論〕
6月期 ①小説の基礎〔人物像〕
②ことわざ・慣用句・故事成語
③論説の基礎〔段落の役割〕
7月期 ①論説の基礎〔段落ごとの要旨〕
②~④作品鑑賞シリーズ
夏期 ①~③説明的文章〔論説〕
④文法〔日本語の構造理解〕
⑤~⑦文学的文章〔小説〕
⑧表現〔小説〕
⑨説明的文章〔論説〕
⑩説明的文章〔随筆〕
⑪韻文の鑑賞〔詩・短歌・俳句〕
⑫⑬文学的文章〔小説〕
⑭表現〔小説〕
⑮⑯総合演習

後期

9月期 ①②随筆の基礎〔表現技法〕
③作品鑑賞シリーズ
④文語文の読み方
10月期 ①小説の基礎〔情景描写〕
②小説の基礎〔主題〕
③作品鑑賞シリーズ
11月期 ①作品鑑賞シリーズ
②文法〔品詞の理解〕
③論説の基礎〔文章構成〕
④論説の基礎〔要旨・要約〕
12月期 ①随筆の基礎〔筆者の論理〕
②随筆の基礎〔主題〕
③④作品鑑賞シリーズ
冬期 ①②総合演習〔論説〕
③総合演習〔随筆〕
④総合演習〔小説〕
1月期 ①作品鑑賞シリーズ
②③論説の基礎〔総合〕
2月期 ①随筆の基礎〔総合〕
②③小説の基礎〔総合〕
  • 「作品鑑賞シリーズ」「表現」では、さまざまな作家・著者の文章を読み解きます。

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  • 設問になっている傍線部だけに注目するのではなく、段落同士の関係、各段落の役割を考えて、文章全体の流れを把握することが大切です。「接続語に注目する」など読解のコツをつかみ、筆者の主張や文章の主題を正しく理解できるよう学習します。
  • 入試で出題される文章は多岐にわたりますので、さまざまなタイプに対応できる力をつけなくてはなりません。このような観点から、夏期講習では、普段、個人では触れる機会の少ないものも含め、多様な文章を取り上げます。
  • 口語文法は、学年が上がるにつれより抽象度の高く区分けの細かい内容を学び、理解を深めていきます。中1の夏期講習では「文節分け・文節相互の関係」を扱い、段落や文よりも細かい区分けがあることを、11月期には「品詞」の概念を扱い、日本語が10個の品詞に分けられていることを学びます。中2では、中1の学習範囲を復習しつつ「動詞・形容詞・形容動詞」「副詞・連体詞」へと進み、中3では総復習を行います。
  • 12月の作品鑑賞シリーズでは、大正の文豪の作品を取り上げます。独自の文体によって登場人物の心理を鋭く表現した、文庫本で20ページ程度の短めの作品です。文章の一部ではなく全文を扱い、じっくり鑑賞するとともに主題を読み解きます。

理科

中1の1年間で、中学校で学習する内容を一通り学びます。一見、カリキュラムの進みが速いと思われるかもしれませんが、心配する必要は全くありません。受験までに同じ単元を繰り返し学習し、理解の度合いを深めていきます。また、授業では、一度に大量の知識を詰めこむのではなく、各単元のコアとなる部分を抽出して学んでいきます。授業で理解し、家庭学習で定着を図ることで、着実に実力がついていきます。

授業ではまず、前回の学習内容の理解度を確認するため、復習テストを行います。その後、新しい内容の解説、演習、演習の解説へと進んでいきます。解説では、板書をしっかりとノートにとり、図なども丁寧に描くよう指導します。中1の時期にこそ、正しい授業の受け方を身につけておくことが大切です。

テキストでは基礎的な問題とともに、授業で学んだことを用いて解ける入試問題も扱いますので、基本事項の定着が入試において重要であることを実感できます。

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前期

3月期 ①被子植物のつくり
②植物のなかま分け
③セキツイ動物
④動物の分類
春期 ①遺伝
4月期 ①状態変化
②物質の取り出し方
③濃度/再結晶
④物質の特徴
5月期 ①光の性質〔基礎〕
②凸レンズ
③音
6月期 ①地震のしくみ
②火山と火成岩
③地層のでき方
7月期 ①力の種類
②力のつり合い
③ばね
④浮力
夏期 ①化学式
②化学反応式
③気体の性質
④化学変化

後期

9月期 ①循環
②消化〔基礎〕
③排出/呼吸
④細胞
10月期 ①力と運動
②運動の記録〔基礎〕
③エネルギーの種類
11月期 ①天気図
②前線
③湿度
④雲のでき方
12月期 ①星の分類
②太陽の日周運動
③太陽の年周運動
④月の満ち欠け
冬期 ①食物連鎖
②物質の循環〔基礎〕
1月期 ①電流と電圧
②オームの法則
③回路の計算
2月期 ①電流と磁界
②電子の流れ
③原子の構造

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  • 「遺伝」は公立中学校では中3範囲ですので、この時期に学ぶと聞くと驚くかもしれませんが、血液型など興味関心をひく身近なテーマを題材にして基本的な仕組みを学びます。この時期に理科に興味を持つことで、この先の学びの理解が変わります。
  • 夏期講習のカリキュラムの肝は、「気体の性質」と、元素記号をもとにした「化学式」「化学反応式」とを同時に学ぶところ。密接に関わる事項を夏休みを通して学ぶことで、理解がより深まり、化学分野の総合的な土台を早い時期に築くことができます。
  • 一般的に「電流」の単元を苦手とする中学生は多く、入試において差のつきやすい単元の一つです。SAPIXでは中1のうちから基本のトレーニングを積み、中2・中3と繰り返し学ぶことで、しっかりと定着させます。

社会

中1では地理・歴史・公民の3分野のコアになる部分を学習します。細かな知識を暗記することよりも、社会の情報を積極的に収集し、そのことに対して深く考え、自分なりの視点を持つという学習姿勢を築くことが大切です。こうした観点から、授業は「インドでファーストフード店を経営する際の注意点」や「日本の原油輸入先の約8割が中東であることの問題点」といった具体的なテーマを討論形式で考え、その中で必要な知識を整理し、発信していくという流れで進みます。新たに学んだ知識を実際に使いながら考えることで、より確かな理解につながります。

カリキュラムは、政治、世界史、日本地理、近現代史、経済と、分野を横断しています。知識が蓄積されてくると、歴史に地理の知識が、公民に歴史の知識が生かされるというように、分野の壁を感じなくなります。地理・歴史・公民の3分野総合問題の出題は、近年の入試問題の特徴の一つでもあります。

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前期

3月期 ①世界の姿〔地形と国家〕
②世界の姿〔緯度・経度と時差〕
③アジア〔文化・自然・農牧業〕
④アジア〔鉄工業・経済〕
春期 ①世界の気候と生活
4月期 ①日本の成り立ち
②飛鳥時代・奈良時代
③平安時代
④鎌倉時代
5月期 ①ヨーロッパ〔地形・民族・歴史〕
②ヨーロッパ〔気候と農牧業〕
③ヨーロッパ〔鉄工業と貿易〕
6月期 ①室町時代
②安土桃山時代
③江戸時代〔幕藩体制〕
7月期 ①江戸時代〔江戸後期の改革〕
②江戸時代〔列強の接近・幕末〕
③明治時代〔明治維新〕
④明治時代〔自由民権運動・帝国議会〕
夏期 ①アフリカの地誌
②世界地理総復習
③北アメリカの地誌
④身近な経済

後期

9月期 ①南アメリカの地誌
②オセアニアの地誌
③立憲主義と日本国憲法
④基本的人権
10月期 ①民主政治の基礎
②国会
③内閣
11月期 ①世界から見た日本(基礎)〔自然〕
②世界から見た日本(基礎)〔気候〕
③世界から見た日本(基礎)〔人口と都市〕
④世界から見た日本(基礎)〔農林水産業〕
12月期 ①世界から見た日本(基礎)〔鉄工業・資源・エネルギー〕
②歴史総合〔近代国家の形成〕
③歴史総合〔産業革命〕
④大正時代
冬期 ①第二次世界大戦と日本
②世界地理総復習
1月期 ①裁判所
②三権分立と国民参加
③地方自治
2月期 ①国際社会の仕組み
②さまざまな国際問題
③国際平和と日本の貢献

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  • 中1では歴史・地理・公民を各単元ごとに扱い、志望校合格に向けた土台を築きます。テキストは、その単元のトピックスとなる問題を記述方式で解答し理解を深める形式で、思考力や表現力を培いながら知識を定着させることができます。社会は「つらい暗記科目」ではありません。知識を結びつけることで世界が広がり、「知的な喜び」を体感できます。
  • 世界地理は中学で本格的に学び始める分野であり、難関校の入試においても得点差が顕著に表れる分野です。中1では各国の名称・位置・特徴を地域別に丁寧にまとめることで、基礎力を固めます。
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