【小・中学生向け】学習効果をUP!英語ノート作成&活用テクニック

英語の学習では文法・語彙などの知識を習得しながら、読解・英作文などの演習経験を積む必要があります。しかし、こうした内容は授業内で習ったきりにすると、すぐに忘れてしまい、定着しません。英語は反復学習が大切な科目なのです。

そこで有効なツールとなるのが、「ノート」です。一度学んだだけでは忘れてしまう内容も、手を動かしてノートを作り、繰り返し見直すことで、しっかりと定着できます。ここでは、英語の学習効果を向上させるための、SAPIX流のノート作成&活用テクニックを紹介します。ぜひ、参考にしながら自分流のアレンジを加え、効果的に英語の学習を進めてください。

ノートを作成&活用することで得られるメリット

英語学習におけるノート作成&活用のメリットは、「復習のクオリティUP」と「ミスの克服」にあります。どちらも、復習の効果を左右する、大切な要素です。

  • 授業中にノートを作ることで、授業内容を正確に復習できるようになります。
  • 復習時にノートを活かすことで、分からないところがはっきりします。また、それらを調べたり後日質問したりすることで知識の抜け漏れや理解不足を減らすことができ、その過程で辞書を引く頻度が増えるので、語彙の強化にもつながります。
  • 問題を解いたときに、気付いたことや間違えた箇所をノートに記録することで、弱点を克服しやすくなります。

お薦めのノートと筆記具

以下の内容を参考に、自分に合った道具を選びましょう。

  • ノートはA4サイズ、A罫のものをお薦めします。なぜなら、小さいサイズや狭い罫線のノートは「広く使う」ことができず、使い勝手が悪いからです。また、罫線そのものがないタイプのノートもありますが、こちらは文字を真っすぐに書きにくく、英語学習には不便です。
  • ルーズリーフはあまりお薦めしません。その理由は、必要な箇所だけ取り出せて便利である一方、ばらばらになって紛失してしまうことがあるからです。
  • マーカーやカラーペンは2色か、多くても3色程度に抑えましょう。色を多く使おうとすると、ノート作りに必要以上の時間と手間がかかってしまうからです。

授業中にノートを作る時の心構え

授業中のノート作りのポイントは、労力を割き過ぎないこと、そして後から見直したり、情報を追加したりしやすい構成にすることです。

  • 授業中は、講師の説明を聞くことが最優先事項です。ノートは知識を定着させるためのツールなので、綺麗な「作品」を作る必要はありません。自分が読むのに不便を感じないレベルで、さっと書くようにして、授業内容を聞き漏らさないように注意しましょう。
  • テキストに書くことと、ノートに書くことは分けましょう。むやみに両方にまたがって書いてしまうと、復習時に見直しにくくなってしまいます。また、知識の定着用、質問用、演習用といったように、必要に応じてノートを使い分けると学習にメリハリを出せます。
  • ノートは広く使いましょう。情報を窮屈に詰めて書いてしまうと、後から情報を追加しにくくなるからです。例えば、英作文を書く際に1行空けて書くようにすると、後からそのスペースに添削結果などを書き込めるため、便利です。

授業中にノートに書くべき内容

ノートは板書を写すためだけのものではありません。テキストにのっていない情報や自分の知らない知識、気付き、問題演習時のミスなどを積極的に書き込みましょう。

  • 板書の内容はもちろん、講師の説明で、「これは知らなかった」」「これは重要だ」と思ったことや、自分で気付いたことは漏れなく書くようにします。ただし、既に自分が知っていることについては、あらためてノートに書く必要はありません。その労力は授業を聞くことに向けましょう。
  • 特に、知識の整理や問題の解法に関わることが示された場合は、欠かさずに書き込むようにしましょう。
  • 問題を解いた後は、間違えた箇所や気付いたことをメモしておきましょう。授業中に間違えたり、時間切れで解けなかったりした問題は必ずチェックをつけておき、復習時に解き直せるようにしておきます。

復習時にノートを活用するポイント

作ったノートは見直してこそ意味があります。以下を参考に反復学習に取り組みましょう。

  • 授業中に取ったノートは、家庭学習時に見直すようにしましょう。授業内容を思い出すことができ、課題に取り組みやすくなります。
  • 授業中に解けずにチェックをつけておいた問題は、必ず解き直すようにしましょう。
  • ノートを見直してよく分からない箇所があった場合や、問題を解き直しや課題で躓いた点がある場合には、調べたり後日質問したりして早めに解決するようにしましょう。その場で解決できない場合は、付箋をつけておくと、後日忘れずに質問できるようになります。
  • 知識をノートにまとめ直す場合には、発音しながらノートを作ると効果的です。また、「楽しんで作る」という心構えを持つのも良いでしょう。ただし、目的はあくまでも知識の定着なので、ノート作りそのものに時間を掛け過ぎないようにしましょう。
  • 模試やテストの前には、作ったノートの見直しを忘れないようにしましょう。

【+αアドバイス】単語帳作りのコツ

語彙の強化に役立つのが「単語帳」です。学習効果をアップさせる単語帳作りのコツを紹介しますので、参考にしてください。

  • ポイント①:単語を発音しながら作る
  • ポイント②:後から情報を書き足せるよう余白を持たせて、広く作る
  • ポイント③:覚えるべきポイントだけを書く
  • ポイント④:語法を確認できるよう、動詞には例文を付ける
  • ポイント⑤:覚えたい単語は隠せるように作る
  • ポイント⑥:覚えるときは実際に発音するようにする

上記のポイントを踏まえて作った単語帳の例は、以下の通りです。

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