「志望校選びは偏差値じゃない!」H.Kさん(慶應義塾志木高校 進学)保護者様より

H.Kさん(慶應義塾志木高校 進学)保護者様より

小さい頃から集団に馴染まず、学校に行きたくないと毎日駄々をこねる息子と格闘してきた。そんな彼に転機が訪れたのは小6。周りに影響されたのか急に中学受験をしたいと言い出した。無謀と思ったが勉強をやりたいという子どもに反対する理由もない。あまりに遅すぎた受験勉強を始めさせた。すると集団嫌いな彼が塾にすぐ馴染み、相対性理論やポアンカレ予想といった何やら難しそうな本を読み出したのには家族中が驚いた。「問題が面白いから」と恐れ多くも最難関校を受験し当然のごとく落ちた。しかし、彼は中学受験で「受験は知識のインプットだけでなく合格を勝ち取るアウトプットのテクニックが必要」と学んだ。中学に進学するとそのテクニックを習得すべく数ある進学塾の中から「クールな授業がいい」とSAPIXを選んだ。彼が尊敬する落合陽一氏も中学時代にSAPIX生だったという事実も彼の心を動かした。

入室当初は数学の先取り学習の貯金もあり、「SAPIXの授業は簡単」などとぬかしていたが、その慢心がやがて成績を大きく低くさせていった。中3の第1回サピックスオープンでは5科偏差値60台から40台に低下。第2回でも40台のまま。勉強への意欲は低下し、「もう5科は無理。3科に変えたい!」と思春期特有の反抗的で投げやりな態度を見せるようになった。志望校変更?成績低下が原因で5科から3科に変更することはいい結果へつながらないというのが定説。この現状をどう受け止めるべきか?と悩んだが答えは見つからずSAPIXの先生に相談した。先生は静かに仰った。「彼はどんな高校生活を送りたいと思っているのでしょうか?彼はモチベーションさえあれば勉強する力を持っています」。そうだった!志望校選びは偏差値じゃない! 先生の言葉を持ち帰り息子に問うと、息子はいつになく真剣な表情で「高校では大学受験のことを考えずにやりたいことを思いきりしたい」と言った。直ちに志望校を早慶高に変更。早慶高なら英語!英語の先生は気分屋な息子のための目標を細かく設定し根気強く指導してくださった。冬を迎える頃、同じ早慶高志望の友達数人と一緒にスマホを封印したと聞いた時は驚いた。初めて見る息子の必死な姿だった。いい緊張感を持ったまま受験日を迎えることができた。結果は奇跡の合格!SAPIXで親子共々教えられた。受験勉強は目的ではない、夢への手段の一つであることを。

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