【小学生・中学生対象】英語で「話す」ための勉強法

小学生・中学生が英語4技能を伸ばしていくにあたり、どのような方針で勉強を進めれば良いのでしょうか。この疑問に答えるべく、SAPIX中学部 英語科の磯金俊一が、小学生・中学生の英語学習に役立つ観点をご紹介します(この特集記事の目次へ戻る)。

まずは知識のインプットからスタート。「書く」練習で英文を作れるように

解説者:SAPIX中学部
英語科 磯金俊一

スピーキングの実力を効果的に高めるポイントは、語彙や英文法の知識を十分にストックした上で「話す」訓練を積むことです。

定型句中心の日常会話の範囲を超えて、論理的かつ広がりのある内容を英語で話せるようになるためには、少なくとも中3レベルの語彙・文法知識が求められます。また、習得した知識を基に自力で英文を作る練習も必要で、そのためには英作文が有効な手段となるでしょう。英文を書けるということは、その英文を自力で作れるようになるということだからです。

発音の習得目標は、使い分け・聞き分けができること

発音については、ネイティブのように流暢である必要はありませんが、誤解を生じさせない程度の正確さが必要です。

英語には、[θ]、[s]、[ʃ]や、[əːr]と[æ]など、日本人が区別を苦手とする音が少なくなく、例えば、[l]と[r]の音が区別できないと、correct(訂正)とcollect(集める)やplay(遊ぶ)とpray(祈る)の使い分け・聞き分けができません。普段から、こうした発音の区別に注意を払って学習を進めることが大切です。

「話す」ための勉強法のまとめ

以上より、中1・2までは発音に注意しながら語彙や文法知識をしっかり学びつつ、学習進度に応じた英作文中心のアウトプット学習で論理的な構文力を習得。その上で中3からスピーキング訓練に臨むのが最も効果的な勉強法だと言えるでしょう。

英語4技能をバランスよく伸ばすことで、「話す(やり取り)」「話す(発表)」の両方に対応できる力が身に付きます。また、中1・2では、文法単元ごとの例文を声に出して読むことも有効です。英語を発話することに慣れ、英会話で使用できるフレーズが蓄積されていくからです。

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