豊島岡女子学園高校 2019年出題傾向リサーチ

英語

豊島岡女子学園高等学校 2019出題傾向リサーチ 傾向分析 英語

1 並べかえ英作文:小問数3

対話の流れに合うように不足語を1語補って、与えられた語を並べかえる問題でした。設問3 は副詞only とalready を入れる位置に注意する必要がありました。

2 文整序:小問数3

前後の文脈を考えて正しい文章になるように7つの英文を並べかえる問題でした。このような問題形式で重要となる指示語の把握や、also やthen などの追加の意味を表す語句についての正確な理解が求められました。

3 適語補充:小問数2

それぞれの英文の空所に共通して入る語を答える問題でした。どちらの設問も基本的なものだったため、時間をかけずに確実に正解したいところです。

4 伝記文の読解(約810 語):小問数14

ファッションデザイナーである通称ココ・シャネルに関する伝記文でした。設問3、4、10 は本文の下線部が引かれている箇所の周辺に注目することがポイントでした。また、設問5 は手掛かりが離れたところにあるため、注意深く読み進めたうえで解答する必要がありました。設問8 では多義語であるright の意味が問われました。

5 物語文の読解(約770 語):小問数13

自分の肖像画が気に入らず、悪だくみをして処分しようとしたお金持ちの男に関する物語文でした。設問2 は文章を正確に読み込む力と選択肢を見極める力が要求された難問でした。設問3 はどのようなことに対してNo と答えているのかを推測する必要がありました。設問4 は根拠が本文中に明確に書かれていないため、高度な文脈把握力が求められました。

数学

豊島岡女子学園高等学校 2019出題傾向リサーチ 傾向分析 数学

1 計算系小問

(1) 文字式、(2) 式の値、(3) 因数分解、(4) 平方根の整数値という例年通りの計算系小問でした。基本問題なので、すべて正解したいところです。

2 小問集合

(1) 場合の数、(2) 二次方程式の未定係数、(3) 角度、(4) 平面図形の問題でした。いずれも高い難度の設問ではありませんが、(4) の図形は、一見すると複雑に見えるので落ち着いて処理する必要がありました。

3 文章題

ノートの冊数に関する割合の問題でした。(1)、(2)ともに、方程式の立式から計算まで取り組みやすい問題だったと思われます。

4 二次関数

2つの放物線と直線に関する問題でした。(1) では直線の傾きと、その直線上の2点の座標との関連に注目する必要があります。(3) は、(2) が手掛かりとなっていることに気づけるかどうかが鍵です。

5

円に内接する三角形の問題でした。(1) は円の性質や円にできる相似を利用する、高校入試では頻出の問題でした。(2)、(3) は三角形の外接円の半径を求める設問で、(1) が解ければスムーズに対処できたと思われます。

6 空間図形

正四角錐を2つの立体に切断する問題でした。(1)、(2) 共に基本問題です。豊島岡学園高の受験生なら、類題を解いた経験があったと思われます。確実に得点したい問題です。

国語

豊島岡女子学園高等学校 2019出題傾向リサーチ 傾向分析 国語

1 千葉雅也『勉強の哲学』

勉強をする際に重要となる、言語に対する意識について論述した文章でした。長い文章ではありませんが、筆者独自の表現が随所に見られるため、読みづらさを感じた受験生もいたのではないでしょうか。記号選択を中心とする設問構成で、抜き出し問題が出された2018年に比べると取り組みやすい内容でした。ただし、まぎらわしい選択肢を含むものも多く、一つ一つ取捨選択しながら丁寧に取り組む必要がありました。制限字数80字以内の記述では筆者独自の表現を文章の流れにしたがって理解する必要がありました。漢字は同音異義語に気をつけなければならないものがありましたが、難度は高くないので確実に得点したいところです。

2 ひろさちや『「孤独」のすすめ』

現代社会において人間が陥りがちな孤独について論述した文章でした。平易な言葉で書かれていたことに加えて、具体例を多く挙げながら論理が展開されているため、読みにくさはありません。また、長い文章ではありませんので、文章の読み取りに時間を取られることはなかったと考えられます。設問は制限字数60字以内の記述以外はすべて記号選択でした。大問1と同様に、抜き出し問題が出された2018年に比べると取り組みやすい内容だったと言えます。ただし、記号選択には難度が高いものが含まれているので、文章内容と逐一照らし合わせながら選択肢を吟味していく必要がありました。記述は、先に用いられた具体例を一般化して解釈することで対応できるものでしたが、配点が高いため、文脈に十分留意しながらミスのない解答を作成することが求められます。

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