「反抗期と受験」K.Nさん(筑波大学附属駒場高校 進学)保護者様より

K.Nさん(筑波大学附属駒場高校 進学)保護者様より
本人がこれまでの自分に何が足りなくこの経験を今後どう生かすのかということに気付けたのは、筑駒に合格できた以上の財産です。

中学入学のタイミングに合わせ、海外赴任先から二人の息子と私だけで本帰国したのは、3年前の3月終りでした。インターナショナルスクールで英語だけは勉強できましたが、滞在国で習得できることと日本で進学に必要な習得すべきことに大きなギャップがあることに危惧を抱き、母子帰国の決断に至りました。

塾銀座ともいわれるほど進学塾がひしめき合う地域でSAPIXを選択した理由は、まさに入室説明をしてくださった室長先生の信頼感のあるお人柄です。それは他の先生方も同様で、私達親子はSAPIXの先生方を最後まで信じ頼りにさせていただきました。

といっても、息子はなかなかの不真面目で、3年の夏期講習までは、課題もほとんどやっていなかったようです。中2の途中まではさほど勉強をしなくてもまあまあの成績で過ぎていましたが、中3になるとそれまでさぼっていたことが特に理社で表面化してきました。けれども親子ともに志望校は早慶でしたので、3科目に絞れば良いと安易に考えていました。

その頃に前期比較模試の結果と息子の性格をふまえ、目標を高く持ち油断せずしっかりと勉強するのがよいという先生のお話で、本人が志望校を筑駒に決めました。7月末に部活を引退してからは少しずつ本人の意識も変化し、夏休み明けからは受験終了まで、毎日休まずに自習をしにSAPIXへ通い続けました。教室は意識の高い塾の仲間で溢れていたようです。

中学生という微妙な不安定な時期、そして反抗期でもあり、勉強だけでなく子供との関わり合いは本当に苦労が絶えませんでした。塾の先生にも数回に渡り相談をし、本人へ何度も話をしていただきました。すぐに息子の行動が変わることはありませんでしたが、先生の話には耳を傾ける態度でいたようです。この難しい時期、親と学校以外に、信頼できる大人と関われる場所というのは重要であると思います。本来勉強を御指導いただく塾に中二病の治療までしていただきました。

本人がこれまでの自分に何が足りなくこの経験を今後どう生かすのかということに気付けたのは、筑駒に合格できた以上の財産です。

もうすぐ桜の時期。目黒川沿いの桜を見ながら、筑駒への道を歩いてみたいと思います。

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