「文武両道と初志貫徹」S.Kさん(慶應義塾高校 進学)保護者様より

S.Kさん(慶應義塾高校 進学)保護者様より
「ちゃんと原理原則から教えてくれる。今までの勉強と全然違う」と興奮していたのを今でも覚えています。

合格発表の掲示板前で私は息子の横顔を見ていました。最初は喜びと安堵、そして当然だろという感情が一気に表れたような表情を見せました。そしてゆっくりと自分の番号を写真に収めながら、3年前の悔しさや長かった受験生活を静かに噛みしめているような、少し大人びた表情を見せました。

中学受験で慶應を熱望しました。結果は残念に終わり、3年後のリベンジに向けてSAPIXに入塾しました。「ちゃんと原理原則から教えてくれる。今までの勉強と全然違う」と興奮していたのを今でも覚えています。

「勉強したいからサッカー部も適当にやる」と言っていましたが、本人の思いとは裏腹に、すぐGKとして公式戦デビューさせられ、すぐに地区選抜メンバーに、中学2年の秋には東京都選抜メンバーにも選ばれることになり、振り返るとサッカー一色の中学校生活でした。それでもSAPIXに通い続け、成績が下がることはありませんでした。息子はSAPIXや先生方が大好きでした。

中学1年から慶應の合格率は80%以上を維持していました。しかしある時、慶應の一次、二次の受験日がそれぞれ開成、筑駒と同日であると知らされます。さらに上を目指すべきという気持ちと、高いレベルでサッカーを続けたいという気持ちで、本人も、周りの大人も大いに揺れました。一番行きたい学校には合格できる力はある、それ以上の難問を解き続けることにどんな意味があるのか。部活は終わったのに成績は伸び悩みました。そんな時、先生に「たとえ慶應を選んだとしても、今、君が開成・筑駒に向けて5教科を死にもの狂いで勉強し続けることは、必ず将来の君の人生に役に立つ」と言っていただけました。そして、受験校を慶應に決めたことを伝えた時も、息子の選択を尊重していただけました。

実際の受験は、慶應の推薦入試に落ち、まさかの慶應志木落ちもして、かなり動揺して臨んだ慶應の入試本番でした。今年の慶應は数学が難化した、合格者数をいきなり絞ってきたと聞いたのですが、SS特訓の開成高・筑駒高クラスの数学の難問で鍛えてきた経験が最後に決め手になったのだと思っています。

長かった受験生活に初志貫徹でピリオドを打つことができました。ただ、息子との約束はまだ半分であり、もう半分は背番号1を付けて全国大会に出場すること、その日が来るのを今から楽しみにしています。SAPIXの先生方、長い間温かく見守ってくださり、本当にありがとうございました。

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