東京都立高校 2019入学者選抜問題 分析速報【国語】

各校の独自色、強まる。高水準の正確さと速さが不可欠。

チャートの見方
  • ①漢字
  • ②説明的文章
  • ③文学的文章
  • ④古文を含む文章

都立日比谷高

都立2019・日比谷国語

都立西高

都立2019・西国語

都立国立高

都立2019・国立国語

都立八王子東高

都立2019・八王子東国語

都立戸山高

都立2019・戸山国語

都立青山高

都立2019・青山国語

都立立川高

都立2019・立川国語

共通問題

都立2019・共通国語

総評

共通問題は問いの指示を読み落とさなければ高得点が狙える反面ケアレスミスが許されず、見直しを徹底することが大切でした。日比谷は文学的文章の文章量が多くなり、抜き出し問題に時間が奪われやすく、全体的に取り組みにくい出題でした。西は文章量が増えていて2018年より難化したため、時間内での処理に苦労する受検生が多かったと思われます。国立は現古融合文で抽象的なテーマが扱われたため、時間配分に気をつけつつ文章内容を正確に理解することが求められました。八王子東は240字の作文に時間をかけすぎないよう注意したうえで、典型問題を取りこぼさないことがポイントでした。戸山は文学的文章に読みづらさがあったことに加えて、説明的文章も抽象度が高く、時間配分が難しいセットでした。青山は説明的文章で図が添えられていたのが特徴的で、文章を注意深く読み進める必要がありました。立川は説明的文章と現古融合文に難しい言い回しが多く、内容理解に苦戦した受検生が多かったと思われます。

出題分析表

漢字 説明的文章・著者 文学的文章・著者 古文を含む文章・著者 作文
日比谷 10 信原幸弘
『情動の哲学入門』
薄田泣菫
『利休と遠州』
深沢眞二
『想像力のあそび 連歌』
250字
西 8 船木享
『現代思想講義』
額賀澪
『風に恋う』
諸田龍美
『茶席からひろがる漢詩の世界』
200字
国立 10 酒井直樹
『ひきこもりの国民主義』
小池昌代
『幼年 水の町』
松浦寿輝
『黄昏客思』
200字
八王子東 10 池内了
『科学・技術と現代社会』
額賀澪
『完パケ!』
大岡信
『日本の詩歌』
240字
戸山 10 小浜逸郎
『日本語は哲学する言語である』
芥川龍之介
『戯作三昧』
土屋恵一郎
『能、世阿弥の『現在』』
200字
青山 10 加藤文元
『数学の想像力』
はらだみずき
『ホームグラウンド』
大岡信
『瑞穂の国うた』
200字
立川 10 小林道憲
『動く倫理学を展開する』
奥泉光
『石の来歴』
馬場あき子
『歌説話の世界』
200字
共通 10 齋藤亜矢
『ヒトはなぜ絵を描くのか』
三浦哲郎
『燈火』
白洲正子・大岡信
『桜を歌う詩人たち』
『新編 日本古典文学全集』
200字
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