早稲田大学本庄高等学院 2021年出題傾向リサーチ

英語

早稲田大学本庄高等学院 英語

適語句選択:小問数10

英文の空所に適する語句を選び、記号で答える形式です。名詞の修飾や、熟語や動詞の語法、代名詞に関する基本的な問題が主でしたが、関係代名詞の応用表現や、形容詞の表記法を問う難度の高いものも含まれました。

説明文の読解(約580語):小問数20

インドのムンバイにおける、オフィスワーカーへの弁当配達の仕組みに関する説明文です。文法知識を問うものと、文脈把握力を問うものの比率は2020 年とほぼ同じでした。問2は本文に関する英語の質問への答えを選ぶ形式ですが、5問中4問は、先に質問に目を通しておけば、本文の該当箇所にたどり着いた段階で素早く解答できます。問3[6]の並べかえ英作文は、完成する部分の英文中での働きが一見わかりにくく、自信を持って解答するには、十分な読解演習を通して英語の文体へ慣れることが必要だったと言えます。本文の空所に英語を補う問3[11]の条件英作文は、直前にある語句から書くべき内容とその品詞を正確に判断する必要がありました。

対話文の読解(約410語):小問数13

ヒッチハイク中に起きた出来事についての、3人の対話文です。問1の適語句選択では、熟語の意味や口語表現に関して、細かな知識まで問われています。問2のような本文の内容に合うものを選ぶ設問は、Ⅱと同じく、先に設問と選択肢に目を通し、拾うべき情報を意識したうえで本文を読みましょう。本文の空所に英語を補う問3[4]の条件英作文では、空所前後の流れを注意深く捉えて、書くべき疑問文の種類、内容を決める必要がありました。

長文読解 記述 文法 リスニング 発音・語彙
日本語 英語 大問 長文内
2021年 説明文 対話文
2020年 説明文 対話文
2019年 物語文 対話文
2018年 物語文 対話文
2017年 説明文 対話文

数学

早稲田大学本庄高等学院 数学

1 小問集合

問1因数分解、問2数式の計算、問3文章題、問4平面図形でした。問3は与えられた条件を文字で表し正しく立式できたかどうかが鍵でした。問4は二等辺三角形の性質をうまく利用することで正解にたどり着けます。

2 二次関数

放物線とx軸に平行な2直線との交点についての問題でした。どの小問も平方根を含んだ方程式を解く必要があり、立式できたとしても正解を出しきることができなかった受験生も少なくなかったと思われます。

3 関数

座標平面上で、ある操作によって点を移しその点について考察していく問題でした。すべての小問が独立していて、中でも問2は正解しておきたいところです。問3は正解に至るまでの計算量が多く、ミスなく最後まで解き進めるためには、じっくりと時間をかけるべき大問でした。

4 空間図形

与えられた展開図から、もとの立体やその立体に関わる球について推察する問題でした。問1はその立体の体積、問2は一部の面に接する球、問3はその立体の外接球に関する出題でした。問1は立体の形状が分かれば正解できたと思われます。問2および問3は球の中心を通る平面を抜き出し、必要な情報を丁寧に調べる必要があり、正解を導くのは困難でしょう。

計算
問題
整数 作図 証明 文章
平面
図形
関数 二次
関数
場合
の数
確率 資料の
整理
空間
図形
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年

国語

早稲田大学本庄高等学院 国語

1 萱野稔人『暴力と富と資本主義』

近代国家を基礎づける政治原理について、歴史的観点から論じた文章でした。冒頭は抽象的な言い回しが多用されているため読みにくさがありますが、後半以降の具体例を参考にしつつ読み進めていけば、筆者の主張を掴むのは難しくありません。記号選択が3問、抜き出しが2問と読解中心の設問構成になっている点は例年通りですが、記号選択はまぎらわしい選択肢が多数含まれているため、慎重な判断が求められます。抜き出しは設問条件に留意する必要がありましたが、問われている内容を正確に掴むことができれば解答にそれほど時間がかかるものではありません。制限字数50字の記述は、傍線部付近の文脈をふまえるだけでなく、字数制限の中で具体的に記述することが求められました。知識分野からは漢字の読み取りが5問出されていますが、中学生には見慣れないものも含まれていました。

2 ツェワン・ナムジャ『ごみ』

ごみ拾いを生業とする人々の姿を描いた文章でした。平易な言葉で書かれているため、読みにくさはありません。主人公の心情や複数の登場人物の関係を掴むことが解答のポイントでした。記号選択と抜き出しがそれぞれ3問ずつで、大問1と同様、読解中心の設問構成です。いずれも傍線部や空欄部付近の精読で対処可能な問題ですが、空欄補充に関する記号選択の中には、まぎらわしい語も含まれるため、確実に正解するためには正確な語句の知識が求められます。制限字数40 字の記述は、根拠となる箇所を見つけることができれば、短時間で処理することも可能な問題でした。漢字の書き取り5問は、いずれも標準的な難度だったため、確実に得点したいところです。

文章① 文章② 文章③ 文章④
2021年 萱野稔人の文章 ツェワン・ナムジャ『ごみ』
2020年 諏訪部浩一の文章 井波律子『幸田文と身体感覚』
2019年 末木文美士の文章 保坂和志『祖母の不信心』
2018年 竹田青嗣の文章 金井美恵子『窓』
2017年 蓮實重彦の文章 外山滋比古の文章

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