2021年・32期生 保護者体験記
「初志貫徹」T.Oさん(慶應義塾高校 進学)保護者様より

早慶高に憧れて、小6の12月にSAPIXに入室しました。息子は短期集中型というよりコツコツ努力型なので、毎回の授業を楽しみに受けては課題をこなすという習慣は早い段階で身に付いたと思います。中1・中2の時にSAPIXフォーラムや文化祭に参加して、「絶対、早慶高に行く! 特に慶應」と目標を明確にしました。

中3で5科から3科へ変更し、コロナ禍による例年とは異なる学習環境のなかでも前向きに取り組み、夏期講習後は得意な数学でさらに力を付け、得点源になると確信したようです。一方、苦手な国語は、解説を自分で作るという夏期講習特有の勉強法にも精一杯取り組んだのですが、なかなか結果がついてきませんでした。息子は何でもよく話す性格なので、良くも悪くも、そのときの進捗や出来具合に応じて、感情を家族にぶつけます。うまくいかないときの落ち込み具合は非常に深く、拗ねたり、弱音を連発したりで、私も感情的になり口喧嘩に発展する日も多くありました。このような状況が続き、英語や数学でカバーできるほど国語の点数が伸びるのはいつだろう、受験までに間に合うのかと私の不安がピークに達したのは11月ごろです。息子自身もそう思いながらも、頑張っていたのかもしれません。そこで、疑問点や不安があれば、室長先生にすぐお電話し、的確なアドバイスをいただくことで、この時期を乗り越えました。

受験本番まで残り2カ月。「何かあったら、すぐ先生へ」を合い言葉に、自習に通っては、過去問や国語の特訓、英語や数学のテキストの解き直しなどに全力を注ぎました。その結果、1月中旬、国語にも手応えを感じ始め、3科目全てで戦える力を付けたと自信を持ち、強い精神力の持ち主になりました。粘り強さや前向きな心、合格したい意志の強さを兼ね備えて勉強と向き合う姿勢を家族みんな、心から尊敬します。

受験期間中、室長先生は毎日電話をくださり、その温かい言葉に息子はどんなに勇気付けられたでしょうか。帰宅後は、「今までで一番考えて、疲れた」「国語できたよ」「あの数学難しすぎ」と言いながらもすがすがしい表情をしており、全ての試験において自分の力を出し切ったと感じました。そして、合格発表の時。第一志望・慶應義塾高の合格をWebで見た瞬間、息子は「やったー」と言いながらリビングを2周し、泣き崩れながら私の元へ来ました。3年越しの恋(笑)を実らせた息子の顔は自信と喜び、安心感で満ちていました。

この3年間で、どんなことがあろうと親は子を信じて、明るく対応し、子は粘り強く努力する大切さを学びました。学力だけでなく人間として大きく成長できました。これもSAPIXの先生方や皆さまの支えがあったからです。心から感謝しております。どうもありがとうございました。

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