2021年・32期生 保護者体験記
「自らの意志で切り開いた合格への道」T.Aさん(都立日比谷高校 進学)保護者様より

小5の時、親には全くその気がなかったのですが、中学受験にチャレンジしたいと訴えてきた息子。近くの個人塾に通わせたのですが、ライバルのいない個人塾、遅めのスタート、親の熱量の低さなどさまざまな要因があったのでしょう、結果は残念なものに。

同じ過ちは繰り返さない、そう決めた私たち親子は、中学受験の余韻が冷めやらぬなか、いくつかの塾に足を運びました。そこで唯一、息子自らが「いきたい」と希望した塾が、SAPIXでした。大人しい息子にとって、先生の目がきちんと行き届く少人数制の集団授業は非常に魅力的に見えたようです。実際に通塾すると、先生の話が面白く、授業も分かりやすい。またクラスも和気あいあいとしていてすぐになじめたようでした。最初のうちは中学受験のアドバンテージもあって、成績は好調。楽しい!と通う姿を、喜ばしい気持ちで眺めていました。

しかし、中2、中3と進級するにつれ、模試での順位は下降していきます。何度となく志望校を変更しようと話を持ち掛けるのですが、息子は「模試の結果がどうであれ、志望校は絶対に変えない」の一点張り。正直、願書を出し、どうすることも出来ない状況に至るまで、私の不安が解消されることはありませんでした。

一方で、中3の夏休みが明けたころから、勉強に向かう姿勢が一変し、真剣味が増しました。学校から帰宅したら仮眠を少し取り、深夜2時まで勉強……入試の日まで一日も欠かさずに続けてきました。身体のことが心配になる時もありましたが、「今やらなかったらいつやるの?」という息子のストイックな言葉に、受験に対する本気を感じたりもしました。

そしていよいよ2月、入試がスタート。中学受験の記憶が蘇ることもありましたが、全て合格! その二文字を画面で確認するたびに、驚きと喜びで胸がいっぱいになりました。中学受験からの約5年間という長い年月、挫折を経験しながらも、諦めずに、ぶれない心で努力し続けた、息子本人の成果だと強く実感した瞬間でもありました。もちろん、今回の合格は息子一人で勝ち得たものでは到底なく、SAPIXの先生方のご指導があってこそ。最後の最後まできめ細やかなご指導をしてくださった先生方に大変感謝しております(私の不安にも温かく対応してくださりありがとうございます)。私たち親子にとって、SAPIXでの3年間は忘れられない一生の宝物です。

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