2021年・32期生 高校受験 合格体験記
「スマホを捨てよ、妄想をしよう」K.Mさん(筑波大学附属駒場高校 進学)

K.Mさん 筑波大学附属駒場高校 進学
併願合格校:開成高校、栄東高校、渋谷教育学園幕張高校

何を隠そう僕は「妄想名匠」です。僕の家にはテレビがなく、僕自身スマホもゲームも持っていません。そのため幼い頃から妄想に耽る時間が潤沢にありました。そんな僕が会得した受験における妄想の効用についてお伝えしたいと思います。

まず、妄想は復習に大いに役立ちます。僕は過去問を解いた後は、入浴中などに入試傾向や問題を解説する妄想に浸っていました。そうすることで知識がリマインドされ、情報が整理されます。そして自分の解答を客観視することで、間違えた理由や自分の弱点も把握することができます。ちなみに、僕の弱点は早とちりしてしまうことでした。ケアレスミスや解けるはずの問題で失点してしまう人には、深呼吸と一問解き終わるごとの見直しをお勧めします。

さらに、妄想は試験中でも僕を助けてくれました。難しい問題に直面した時は、僕の頭に常駐しているSAPIXの先生方が「こう考えろ」と教えてくれたり「この問題は捨てろ」とか指示をしてくれたりするのです。

これらの妄想はかなり実践的なものですが、好きな人と仲良くするというような、一見受験とは無関係に思えるライトな妄想にも効果があります。現代文の恋愛小説は男子が最も苦手とする分野ですが、毎日毎日その手の妄想を続けていた僕は、筑駒高入試プレの恋愛小説の大問で満点を取ることができました。

妄想にはこれだけの効用があり、かつ麻薬的存在のスマホやゲームを凌ぐ至高の娯楽です。『書を捨てよ、町へ出よう』の刊行から半世紀以上経った今、僕は受験生に向け「スマホを捨てよ、妄想をしよう」と提言します。

いろいろ書きましたが、僕が合格できたのは、ひとえに、SAPIXの楽しくて実力の付く最高の授業と、常に体調に気を遣ってくれた親のおかげだと思っています。面と向かって言うのは気恥ずかしいのでこの場を借りて伝えさせてもらいます。

「ありがとうございました。」

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