らせん状カリキュラム
反復しながら発展させる 「らせん状カリキュラム」
SAPIXのカリキュラムは、「らせん状」。
一つの単元を授業で学んで家庭で復習したら
時間をおいて、別の視点から、または少し掘り下げて再び学習する。
これを繰り返します。
同じ単元に対してさまざまな角度からアプローチを繰り返し、徐々に発展させていくのです。
反復しながら段階的に知識を積み上げることで身に付く基礎学力と応用力。
そして、学力の広がりから湧き上がる、思考力と表現力が
難関校合格とその先の学びへとつながります。
らせん状カリキュラムの特長
反復学習と復習で定着させる
どの教科も、同じ単元を、時間を置いて繰り返し学ぶようにカリキュラムが組まれています。授業では新たな単元を学習する「導入」と、学んだ内容を定着させる「復習」を繰り返します。
段階を踏んで発展させていく
一度学んだ単元を、視点を変えたり掘り下げたりしながら学び、段階的に理解を深めていきます。学年が上がるにつれて学習時間が増えるとともに、学習内容が発展していくようになっています。
学年別の学習目標
小学5・6年生
「なぜ?」を大切にした授業で、小学校の学習内容の中から、高校入試でカギとなる単元を重点的に学びます。やみくもな先取りではなく、高校受験に向けた学力の基盤を盤石にすることが目標です。中学1年生
反復学習で知識を定着させ、学力の基礎を固めます。特に重要な単元は、中1で核を作り、中2以降でさらに深く掘り下げて学習します。中学2年生
既習の重要単元を反復しながら発展的な内容へと踏み込みます。後期の数学と英語では、公立中学校の3年生で扱う内容を先行して学習します。中学3年生
これまでの学習内容をブラッシュアップし、実戦的なトレーニングを積み重ねて、総仕上げを行います。豊富な演習で、志望校合格に向けて学力を練成します。理科・社会 理解と定着を促す仕組み
理科
公立中学校における3年間の学習内容を1年間で一巡します。これを二巡、三巡と繰り返し、学年が上がるごとに、より発展的な内容へと深めていきます。
<例>理科の化学分野
小6で化学変化の初歩を、中1では化学変化を化学式・化学反応式をふまえて学習します。
中2ではイオンを学ぶことで化学変化を本質的に理解し、中3で実戦的な内容に取り組みます。
- 公立中学校では中1で化学の基本、中2で化学式・化学反応式、中3でイオンを学びます。
カリキュラムの進め方(理科の例)
社会
地理・歴史・公民の3分野を、学年ごとに効果的な比重で繰り返し学習します。中1で重点的に学習した範囲は、中2で演習を通して復習し、同時に入試で通用するレベルに高めます。また、公立中学校では中3の学習範囲である公民は、中1・2から少しずつ学習を進めることで早めに土台を固めます。
<例>地理
公立中学校の進度に配慮して中1では世界地理を、中2では日本地理を重点的に学び、学校の学習との相乗効果でしっかりと定着させます。世界地理は中2の後半に入試レベルの問題演習を通じて学び直し、実力を培います。