学年別カリキュラム(中学2年生)

英語

中2は入試で頻出の単元の学習が続きます。これらの単元を正確に理解するには、基本的な知識、文法の理解が必要ですから、随時、基本に立ち返って授業を進めます。途中入室の方も、目の前の授業に集中することで必ず上達へとつながります。後期には準動詞(不定詞・動名詞・分詞)、現在完了、関係代名詞などを学習します。中3の授業の中心となる長文読解演習において、非常に重要な単元です。

この時期、重要なのは「根本」や「理由」を突き詰めた学習です。「なぜ受動態ではbe動詞が必要なのか」「現在完了のhaveと一般動詞のhaveの違いは何か」といったことを授業で議論し、その過程で「根本」「理由」を実感することが定着への近道になります。また、音声学習の取り組みを徹底的に指導します。音声教材を使用し、基本単語や基本例文を習得することは、英語の基礎力構築にとても効果的です。

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カリキュラム

前期

3月期 ①過去形〔be 動詞〕 ②過去形〔一般動詞〕
③過去形〔まとめ〕 ④過去形〔演習と物語文〕
春期 ①疑問詞/前置詞〔中1 perfect Review〕
②助動詞/進行形〔中1 perfect Review〕
③形容詞/副詞/比較〔中1 perfect Review〕
④会話/感嘆文/ Itの用法〔中1 perfect Review〕
4月期 ①未来形〔will / be going to〕
②未来形〔shall〕
③助動詞 ④命令文
5月期 ①長文読解〔和訳〕 ②感嘆文 ③比較
6月期 ①5 文型〔基礎〕 ②受動態〔基礎〕
③接続詞〔基礎〕 ④長文読解〔対話文〕
7月期 ①不定詞〔名詞的用法〕
②不定詞〔形容詞的/副詞的用法〕
③不定詞〔3用法〕 ④発音〔基礎〕
夏期 ①5文型〔第1 ~ 3文型〕
②5文型〔第4 ~ 5 文型〕
③不定詞〔基本3 用法〕 ④⑤不定詞〔応用表現〕
⑥動名詞〔基礎〕 ⑦分詞〔基礎〕
⑧分詞〔演習〕
⑨接続詞〔等位接続詞〕 ⑩接続詞〔従位接続詞〕
⑪比較表現〔基礎の確認〕 ⑫比較表現〔応用〕
⑬受動態〔重要事項〕 ⑭受動態〔熟語関連〕
⑮現在完了〔完了/結果〕
⑯現在完了〔経験/継続〕

後期

9月期 ①不定詞〔まとめ〕 ②動名詞〔まとめ〕
③分詞〔まとめ〕 ④5 文型〔まとめ〕
10月期 ①受動態の復習 ②現在完了〔4 用法〕
③現在完了〔書きかえ〕
11月期 ①関係代名詞〔格〕
②関係代名詞〔that / what〕
③関係代名詞〔応用表現〕
④関係代名詞〔書きかえ〕
12月期 ①長文読解〔和訳〕 ②否定疑問/付加疑問
③間接疑問文 ④会話表現〔問題演習〕
冬期 ①受動態 ②現在完了 ③接続詞 ④関係代名詞
1月期 ①前置詞 ②節 ③関係代名詞〔まとめ〕
2月期 ①長文読解〔和訳〕 ②同意文完成/英文完成
③整序英作文/英文和訳

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  • 準動詞は、動詞が形を変え、名詞や形容詞、副詞などの働きを持つようになったものです。確実に理解するために、準動詞がほかの単語とどのように結びついて用いられているのかを考えながら学習します。
  • これまでに学習した現在・過去・未来といった基本時制が「点」のイメージであるとすれば、現在完了は「線」のイメージです。過去形との違いや日本語表現との違いを理解するとともに、文中に頻繁に登場するforやsince、already、yetなどの特徴的な単語に注目しましょう。
  • 関係代名詞を用いた文中には「主語+ 動詞~」が複数存在し、一文でより多くの内容を伝えることができます。英文がやや複雑になりますが、その習得は英語の表現力向上に大きく役立ちます。関係代名詞とは何なのか、どのように用いるのかを、基本問題を数多く演習しながら確実に理解しましょう。

数学

SAPIXの中2の数学は、受験までの3年間のうち、最も大切です。夏までに、「図形の応用」と「関数の応用」といった受験に直結する重要単元を学習します。また夏以降は、公立中学では中3で学習する内容を扱います。これらの単元はそれぞれに結びつきが強く、例えば、単元P→Q→Rの順で学習していく場合、単元Qの理解は単元Pの定着を前提としています。同様に単元Rを身につけるためには、単元P,Qの理解が不可欠です。

毎回の授業で扱った内容を確実に理解し、身につけていくことが重要です。この時期は中学校生活も忙しくなりますが、定着授業では直前に学習した内容を反復しますので、効率的かつ確実に定着させることができます。また、月に一度配付するテキスト『repeat&Repeat』で、既習範囲を繰り返し演習し、定着の補助として活用できるようになっています。

カリキュラム

前期

3月期 ①平行線と相似 ②相似比と面積比
③座標平面と座標 ④座標平面と直線
春期 ①割合の文章題 ②直角三角形の相似
③不定方程式 ④一次関数と面積
4月期 ①2組の相似 ②2組の相似〔応用〕
③三角形を分割する直線 
④等積変形と一次関数
5月期 ①補助平行線と線分比 ②補助平行線と面積比 
③補助平行線の活用
6月期 ①角の二等分線定理 ②角の二等分線の活用 
③平行四辺形を分割する直線 ④台形を分割する直線
7月期 ①点の移動とグラフ ②グラフの読み取り
③速さとグラフ ④数式の証明
夏期 ①記数法 ②一次関数〔まとめ〕 ③数式の展開 
④場合の数〔まとめ〕 ⑤式の展開〔置き換え〕 ⑥座標平面上の図形 
⑦式の展開〔係数比較〕 ⑧数式の因数分解
⑨確率 ⑩式の因数分解〔置き換え〕
⑪式の因数分解〔たすきがけ〕
⑫G.C.M.とL.C.M. ⑬円と角度
⑭円と角度〔接弦定理と復習〕
⑮平方根〔基礎〕 ⑯平方根〔標準〕

後期

9月期 ①~③平方根と計算 ④式の値
10月期 ①~③二次方程式
11月期 ①式の値 ②③二次関数 ④二次方程式
12月期 ①式の因数分解〔組合せ〕 ②三平方の定理 
③三平方の定理〔特別角〕 ④三平方の定理〔活用〕
冬期 ①数の計算 ②~④円と相似
1月期 ①整数〔不定方程式〕 ②整数〔約数と倍数〕
③二次関数
2月期 ①整数〔公約数と公倍数〕 ②整数〔剰余〕
③三平方の定理〔空間図形〕

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  • 夏期講習で学ぶ座標平面上の図形の扱い方は、高校受験に頻出の重要単元です。「関数」と「平面図形」の複合問題を扱い、座標平面上にある図形の面積を求める問題などに挑戦します。
  • 「式の展開」「因数分解」「平方根」など公立中学校の中3で学習する単元が始まります。いずれも計算分野ですから、練習を繰り返し、ミスなく答えを出せるようトレーニングします。これらの単元の定着により、続く「二次方程式」や「二次関数」の理解が進みます。
  • 「三平方の定理」、別名「ピタゴラスの定理」を学ぶことにより、多くの入試問題が扱えるようになります。基本的な内容を学習した後は、平面図形への応用、空間図形への応用にも挑戦します。

国語

中2は、「論理的思考力」を育てる大事な時期です。前期は現代文の読解力を高め、特に記述問題では、「精確」で「正確」な解答を書く力を磨きます。さらに後期は、より難度の高い文章を正しく理解して的確に記述する力を身につけ、中3に向けた準備を進めます。

入試では、普段はなかなか読む機会のない題材の文章が出題されます。幅広いテーマの文章に触れられるよう、年間を通してさまざまな分野の論説文を扱います。授業で丁寧に読解することでどんなジャンルの文章にも対応できるようになります。中学生の多くが苦手とする韻文(詩・短歌・俳句)や古文、さらに口語文法も学習します。

カリキュラム

前期

3月期 ①指示範囲の確定 ②事実と意見の区別
③キーワードの意味 ④発展演習
春期 ①総合演習〔読解の基本〕
②総合演習〔心情の変化〕 
③総合演習〔対比の構造〕
④総合演習〔要旨・要約〕
4月期 ①表現意図の理解 ②心の動き・感じ方
③意見のとらえ方 ④発展演習
5月期 ①作品鑑賞シリーズ〔小説〕 ②意味段落の把握 
③文章構成と展開
6月期 ①発展演習 ②要旨の把握 ③情景描写と心理描写
④主題の把握
7月期 ①発展演習 ②③作品鑑賞シリーズ〔小説〕
④前期総合演習
夏期 ①~③説明的文章〔論説〕
④~⑥文学的文章〔小説〕 
⑦文法〔動詞の活用〕
⑧文法〔形容詞・形容動詞の活用〕 
⑨説明的文章〔随筆〕 ⑩文学的文章〔随筆〕
⑪⑫韻文の鑑賞〔詩〕 ⑬表現〔随筆〕
⑭~⑯頻出基本用語

後期

9月期 ①文脈理解 ②内容の対比・反復 ③主要文の発見
④段落ごとの要旨
10月期 ①題材の吟味 ②句歌の鑑賞 ③文法〔副詞・連体詞〕
11月期 ①古典に親しむ ②会話部分の発見
③判断理由の把握 ④比喩表現の理解
12月期 ①表現技法の効果 ②登場人物の特徴
③④象徴とテーマ
冬期 ①②総合演習〔論説〕 ③総合演習〔小説〕
④総合演習〔随筆〕
1月期 ①~③後期総合演習
2月期 ①~③作家別問題研究

※「作品鑑賞シリーズ」「表現」では、さまざまな作家・著者の文章を読み解きます。

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  • 6・7 月は夏期講習を前に、発展学習の機会を設けています。これまで学習した内容の総復習として、また夏の学習準備として難度の高い問題に取り組みます。また、それと並行して、語彙を増やすため、漢字の反復練習を行います。
  • 後期に入ると俳句や短歌、古文といった単元を学びます。本格的には中3 で学習しますが、この時期にはその準備として、文章を完璧に理解するより、まずは独特の文体やリズムに慣れ親しむことを重視して学習を進めます。
  • 入試で出題頻度の高い作家の文章を扱います。受験学年を迎えるにあたり大切なのは、さまざまなタイプの文章に触れること。入試問題を解くための基礎を固め、その解き方を学びます。

理科

SAPIXでは中1のうちに、中学3年間で学習する内容の基礎を一通り学習します。中2では中1で学習した内容について、さらに詳しく学習していきますが、各分野とも、復習のあとに応用へと進みます。夏期・後期は、公立中学校での中3の学習内容も多く学ぶ重要な時期で、また、学校の予習にもなります。

扱う単元は十分な理解が求められるものばかりです。授業では毎回、宿題のチェックと復習テストを行うことで知識の定着を図りつつ、一方で「問題を解いていて行き詰まったときは質問すること」「身の回りの自然現象に興味を持つこと」などのアドバイスを細かく行います。高校入試では、中学3年間で学習したすべての単元が出題されます。受験直前に慌てないよう、苦手分野を作ることなく学習を進めることが重要です。

カリキュラム

前期

3月期 ①生物の進化 ②植物のはたらき〔応用〕
③セキツイ動物 ④動物の分類
春期 ①記述問題の攻略
4月期 ①力のまとめ ②水圧 ③力の合成・分解
④運動のまとめ
5月期 ①運動の記録〔応用〕 ②光・音のまとめ
③光・音の性質〔応用〕
6月期 ①化学反応式のまとめ ②化学変化〔基礎〕
③化学の基本法則 ④化学変化〔応用〕
7月期 ①地層のまとめ ②地震 ③化石 ④柱状図
夏期 ①イオン ②酸とアルカリ ③中和
④電気分解〔基礎〕 ⑤電気分解〔応用〕
⑥化学電池

後期

9月期 ①物質の循環〔応用〕・環境問題 ②反射 
③人体のまとめ〔復習〕 ④人体のまとめ〔応用〕
10月期 ①日本の四季 ②大気の循環 ③フェーン現象
11月期 ①電流のまとめ ②電力 ③熱量 ④電磁誘導
12月期 ①静電気 ②仕事 ③力学的エネルギー
④仕事とエネルギー
冬期 ①生殖 ②メンデルの法則 ③遺伝演習
1月期 ①天体のまとめ〔星の分類〕
②天体のまとめ〔月の満ち欠け〕 ③太陽系
2月期 ①惑星の見え方 ②恒星の見え方 ③黄道12 星座

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  • SAPIXのカリキュラムでは「力」「運動」を中1・中2と繰り返して学びます。これらは、苦手とする中学生が多く弱点になりやすい単元です。その都度、復習しながら徐々に深みを増して学習しますので、しっかりと得点できる力が身につきます。
  • 夏期講習では「イオン」「イオン反応」について、化学反応式の基礎にも触れながら学習します。「イオン」は覚える事柄が多く、演習不足になりがちな単元ですが、十分に時間をかけて学びますので、理解が深まりしっかりと定着させることができます。
  • 中2の最後に学習する「天体」は、知識の暗記だけでは対応できません。問題に対するアプローチの仕方や解く方法に慣れる必要がありますので、余裕をもって早い時期に学習するカリキュラムになっています。

社会

中1では地理・歴史・公民と、一通りの内容を単元別に触れていますが、中2ではこれらを総合的に学習することによって入試で通用するレベルにまで高めます。例えば中1では国別・地域別に農業について学習しますが、中2では「世界の気候と農牧業」という、入試で出題される総合的な観点から復習します。9月以降は、近現代の日本史と世界史の流れを学び、そこから現在の国際社会や国際経済の現状・問題点を考えるカリキュラム構成です。

授業ではまず、テキストの【要点のまとめと復習】で基礎知識を確認していきます。この部分はサブノート形式になっていますので、授業内容に沿って空欄を補充すれば基本事項をまとめたノートが完成します。その後、《テーマ学習》で思考力を要する問題を演習し意見を出し合うことで、その単元の理解を深め、記述問題などに必要な表現力を培います。

カリキュラム

前期

3月期 ①世界の地形と植生 ②世界の人口と食料問題 
③世界の気候と農牧業 ④日本の気候と農林水産業
春期 ①世界遺産
4月期 ①日本外交史〔古代・中世〕
②日本外交史〔近世〕 
③日本社会・経済史〔古代~室町〕
④日本社会・経済史〔江戸~戦前〕
5月期 ①国会〔二院制とその課題〕 ②三権のつながり 
③地方自治〔住民の権利〕
6月期 ①世界の資源と鉱工業 ②日本の工業 ③南北問題
④環境問題・エネルギー問題
7月期 ①日本外交史〔明治~大正〕
②日本外交史〔昭和初期~戦後〕 
③日本文化史〔飛鳥文化~室町文化〕 
④日本文化史〔桃山文化~化政文化〕
夏期 ①地図・地形図の学び方 ②統計・資料の学び方
③世界の民族と宗教  ④論述問題に挑戦 
⑤日本と外国の人物交流史 ⑥論述問題に挑戦

後期

9月期 ①世界と日本の交通 ②世界と日本の貿易
③日本の食生活 ④ヨーロッパ史
10月期 ①アジア史 ②アメリカ史 ③革命から見る世界史
11月期 ①近代民主主義と憲法 ②人権思想の発達
③生産と消費 ④金融政策と財政政策
12月期 ①近代日本史〔明治前期〕
②近代日本史〔明治後期〕
③近代日本史〔大正時代〕
④近代日本史〔昭和前期〕
冬期 ①戦後日本史 ②戦後世界史
③世界の紛争と移民・難民
1月期 ①国際連合と日本 ②さまざまな国際組織
③国際政治の課題
2月期 ①資本主義と社会主義 ②戦後の経済
③国際経済の課題

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  • 地理は地域別の学習からテーマ別の学習へと発展します。各地域の特色を踏まえながら「世界の農工業」や「環境問題」「食料問題」など、より広い視点から世界やその中における日本をとらえます。
  • 日本史は「外交」「産業」「文化」「人物」の視点から各時代を学び直すことで、定着をはかるとともに応用力を培います。世界史は地域別・テーマ別に学習して横と縦のつながりを理解し、難関校合格への土台を築きます。
  • 12月から冬期講習にかけては近現代史を学び、1・2月には現代の国際社会を政治と経済の視点からとらえます。近現代史の集約点として「国際社会」を考えることで、深い理解につながります。
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