豊島岡女子学園高校 2018年出題傾向リサーチ

英語

豊島岡女子高校 傾向分析 傾向分析 英語

1 並べかえ英作文:小問数3

例年通り、対話の流れに合うように不足語を1語補って与えられた語を並べかえる問題でした。1.と2.は基本的なものでしたが、3.は「あなたは~だけすればよい」という応用構文が出されました。

2 文整序:小問数3

豊島岡女子高の特徴的な問題形式で、前後の文脈を考えて正しい文章になるように7つの英文を並べかえる問題でした。それぞれの英文に共通するキーワードを見つけ、someとothersの対比構造を捉えることが問題を解くポイントでした。

3 適語補充:小問数2

2017年は発音に関する大問でしたが、2018年は接続詞と前置詞の用法について問われました。どちらの設問も基本的なものだったので、すべて正解したいところです。

4 物語文の読解(約815 語):小問数13

見る度に変化していく不思議な絵に関する物語文でした。1.は文章で描写されている内容を与えられた絵の中から選ぶ問題で、英文で書かれている内容を正確に読み取る力が求められました。また、4.や6.の指示語の内容に関する問題や8. の文章中の空所に適切な語を抜き出して補う問題では、文脈を正確に把握する力が求められました。

5 説明文の読解(約765 語):小問数13

英英辞書の変遷に関する説明文でした。4.はworkのさまざまな意味に関する設問で、語彙の豊富な知識が求められました。一方で、7.の文章中の空所に適切な英文を選んで補う問題は、空所を含む段落を正確に理解する必要があり、文法の知識と読解力の両面が試される難問だったと言えます。

数学

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1 計算系小問

(1)正負の数、(2)因数分解、(3)平方根、(4)資料の整理という例年通りの計算系小問でした。基本問題なので、素早く確実に解いて後半の大問に時間をかけたいところです。

2 小問集合

(1)連立方程式、(2)二次方程式、(3)整数、(4)おうぎ形の面積の問題でした。いずれも典型的な問題なのでしっかり得点したいところです。

3 文章題

みかんを4人で分配する割合の問題でした。みかんの個数を文字を用いて表すことができれば、(1)(2)ともに立式することは難しくありませんが、丁寧に計算処理する必要があります。

4 確率

さいころの出た目の数を座標平面上の座標で対応させる問題でした。(1)は座標を丁寧にとっていけば容易に数えることができます。(2)はさいころ3個ということもあり、方針を立てられなかった受験生もいたかもしれません。

5 二次関数

放物線と直線に関する問題でした。(1)は基本問題、(2)は条件に合う図を正確に描けたかどうかで差がついたと思われます。(2)が正解できたら、(3)も丁寧に計算をして得点したい問題でした。

6 空間図形

立方体を2つの平面で切断する問題でした。(1)は基本問題、(2)は三角形の相似を利用、(3)は三角すいの体積比を利用する問題で、制限時間内で素早く処理できたかどうかが鍵となりました。

国語

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1 帚木蓬生『ネガティブ・ケイパビリティ』

理論やマニュアルにしたがって思考することが知性の成長を妨げるということを、医学的な発見や中国古典などの例をもとにして論述した文章でした。標準的な長さで、具体例も豊富に挙げられていたため、内容は理解しやすかったと思われます。抜き出し問題は解答に時間を取られてしまうものだったので、難しく感じた受験生も多かったようです。記述問題では80 ~ 100 字で必要な解答要素をまとめきらなければならず、配点も高かったため、得点に差がついたものと考えられます。記号選択問題は傍線部前後の内容をきちんと読み取ることができれば正解できる難度だったので、確実に得点源にしたいものでした。

2 日本経済新聞 2017年7月10日夕刊

高齢者とのコミュニケーションにおける重要な事柄について、最新の機器の話を交えつつ説明した随筆文でした。文章は短めで表現も平易だったので、大問1と同様に読みやすいものでしたが、判断に迷う設問もあり、大問全体の難度は決して低いものではありません。記述は2問あり、大問1と同様に配点も高いので、記述力の差が大きな得点差を生み出したと考えられます。特に問7の記述では、設問文で提示された「問題」に対する「改善策」を自分で考えて解答しなければならず、柔軟な発想力が求められました。抜き出しについては、文章全体を俯瞰して探さなければならず、解答を導き出すのに苦労した受験生もいたと考えられます。漢字は標準的な難度でしたが、ミスを誘いそうなものも問われていました。

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